今朝に「Twitterやめたら元気になった」を投稿しました。

https://kakuyomu.jp/works/16817330657189680138/episodes/16817330657727051574

その効果はリンク先の通りなのですが、もっと驚くべき効果が出ました。

それは「２時間以上の映画が余裕で観れるようになった」のです。

以前、姉とこんな話をしました。

「最近映画が観れなくなった」「長すぎて途中で集中力が切れる」と。

その理由は、世の中に短期消費——TwitterやTikTokなど——が増え、私たちの脳は「より短くて面白いもの」を求めるようになってしまったからだと。私も姉も「動画の時間見て１０分以上だとげんなりするよね」と同じことを言いました。

映画は好きなのに、集中力が続かなくて観れない。それがとても苦しかった。

Twitterをやめて二日目。

急に映画が観たくなりました。

１ヶ月前に冒頭でやめてしまった「容疑者Xの献身」を観ました。

大丈夫かなぁ、２時間あるけどなぁ——不安に思いながらも、再生しました。

驚きました。

２時間があっという間に吹っ飛んだのです。

前にやめたところまで問題なく行けましたし、終わりまでノンストップで観ることができました。

それはもう驚きです。「集中力が戻ってきたんだ！」。

そして観終わってすぐにこの日記を書いています。つまり集中力はまだ切れていない。

この実感は、私に希望をもたらしました。

私は元気になれたんだ。大好きな映画をまた観ることができるんだ。

そして小説を書く気力も、読む気力も、全てが元に戻ったのです。

無職になって２ヶ月。

これまで無気力だった原因はTwitterでした。

それに気付いてしまえば、私は無敵です。

Twitterを断ち、最高の集中力を手に、創作活動に励むのです。

生まれ変わったような、最高の出来事でした。

PS、映画の感想。

容疑者Xの献身、素晴らしすぎて泣いた。堤真一の怪演がエグい。言葉足らずなキャラだけど、身振りや表情で思考の断片を表現する、素晴らしすぎます。原作を知っていると思わず「ニヤリ」としてしまう演出がニクかった。個人的に印象に残っているのは、石神の家で湯川が数学のリーマン予想を出した時の目つき。目だけが食いつくように見てたのがすばらしかった。まさに数学を生きがいとする人間の目でした。そこだけ１０回ぐらいリピートした。何度見ても素晴らしかった。内容全てが最高だった。

今度は真夏の方程式を見ます。福山雅治はかっこいいし、柴咲コウはかわいいし、最高の映画だなぁ！