2023/05/20 継続=才能?

根拠のない私論、支離滅裂な思考、お付き合いください。


「継続できる力こそ才能だ」と言われてるのを見ました。

アイディアとか内容の質よりも、継続できること=才能であると。

私もそう思うのですが、ちょっと違っています。


「継続できたものが才能」と思っています。


実はわたしは、絵師になりたかったんです。それはもうマジで絵を描きたかった。神絵を産みたかったし、自分の脳内の映像を描きたかった。練習もしました。板タブも買って、毎日没頭して書きました。

でも結果として、絵は「才能がなくて」辞めました。この才能というのは「上手くならなかった」とか「楽しくなくなった」とかではなく、ただ単に「続けられなかった」ということです。

まぁ理由は簡単で、私は「絵が描きたいのではなく、物語を表現したかった」のです。それで「だったら小説でいいじゃん」となって、辞めました。

絵を描くことを続けられなかった——だから私は絵の才能はないのです。


でも、小説を書くことは続けることができました。

はじめの楽しい期間はとっくに過ぎました。書くの面倒! つらい!ってときも何度もありました。それでも辞めませんでした。今でも「小説書けね〜」とか言ってますが、辞めてません。

それはつまり、私は「小説を書く才能がある」ということです。


どんな物事でも「続けられるかどうか」だと感じています。

頑張ろう!とどんなに思っていても、気付けば辞めていた——それは「才能がなかった」ということです。続けられるものにしか自分の才能はない、と。


これは自分の才能をはかる上の指針として使えるものだと思います。


みなさんも、なんだかんだ言って続けられるものがありますか?

もしあれば、大切にしてください。それがあなたの才能です。

アニメや映画や漫画をたくさん見る。人とずっと過ごせる。お金のことを考え続ける。仕事を続ける。趣味を続ける。その続けられたものこそ、まさに才能そのものなのですから。


私も小説書きの才能があるということなので、がんばりまーす。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る