セカンド・ワールドの魔王 番外編

魔闇直樹

B1(1-10.5) 終われない夜

~~~真理守の家~~~


〔今日は楽しかったな〕


そう思いながらベットで寝転ぶ真理守。


「よし寝るか」


そう一言つぶやき電気を消した。


~深夜0時~


〔やべぇ寝れねぇーー!〕


 真理守は楽しかった日はその日の夜、寝むれなくなってしまう体質である。

 とりあえず真理守は 携帯端末【ドリームフォン】

略すと【ムーフォン】を取り出し、SNSの【いまボイス】で。『ヤバい寝れない暇』と送信した。


 その10数秒経つと葵から


『どうしたの?今日は楽しかったもんねww』


と、つぶやきにコメントが送られてきた。


 余りの速さに「えっ?速っ!」と声を漏らし驚く。


 取り合えず真理守は【メーク&トール】という、コミュニケーションアプリで葵に『寝れないから明日学校ヤバい』とメールを送った。


 真理守が送ったそのメールから、今度は10秒も経たずに、


『今日はしょうがないよww』


『13歳になってもまりりんはまりりんだね(笑)』


『かわいいねww』


 葵から返信が返ってきた。


〔相変わらず速ぇな〕


 真理守はいつもの事ながら関心しつつ、かわいいという単語にいつものように


『かわいいいうな』と返した。


〜〜〜〜〜〜



 それから二人は40分くらい、メールを送りあっていた。

 時折かわいいと葵から送られ、真理守が言い返しもするが、全て無駄か終わるか、さらに彼か困るようなことを葵は、送り付けてきた。


 そのほか、明日の学校について話したりして、真理守はやっと眠れそうになったので、葵に

『やっと眠くなった』


『助かった』とメールを送った


 その後真理守に

『良かったw』『また明日笑』と送られた。

メールを最後にムーフォンを閉じ、

「スー…スー…」

 真理守は眠りについた。

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セカンド・ワールドの魔王 番外編 魔闇直樹 @naotyu

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