【設定集】グルメ聖女の“Best-before” 食中毒は美食の敵なので、異世界の衛生知識を広めたいと思います!
ぽんぽこ@書籍発売中!!
Save the catの形式におけるビート
①Opening Image - 食中毒で意識を失っていたアリスは目覚める。
②Theme Stated - 異世界の衛生学を手に入れたアリスは、安全に肉を食べることを目標に掲げる。
③Set-Up - ブラッディ家の経営する保存肉工場は食品衛生の知識に疎く、食中毒を起こして大変なことになっていることを幼馴染のヴェスターから分からされる。
④Catalyst - アリスは自身の我が儘っぷりを反省し、自身を育ててくれたメアリーを救う為、異世界・衛生学の知識を利用して工場経営の立て直しを決意する。
⑤Debate - 現状の問題点を洗い出し、自分が得た知識で具体的に何ができるのか思考し始める。
⑥Break into Two - アリスは、育ての親であるメアリーを修道院から連れ戻すため、衛生状況を改善し、購買者の信頼を取り戻すために、年に一度の神饌の儀で優勝することを目標に行動を開始する。
⑦B Story - アリスは、新たな友人や仲間を得て、家業の再建に向けて協力する。
⑧Fun and Games - アリスは、家業の再建に向けたアイデアを出し合い、実践する。
→瓶詰を作り、保存に成功する。
⑨Midpoint - アリスは、購買者からの信頼を取り戻すために、衛生に関する施策を講じる。→瓶詰を売り始めようとする。
⑩Bad Guys Close In - アリスは、競合している貴族からの攻撃に直面する。
→ブラッディ家は神饌の儀に参加する権利はないと蜂蜜のミード家が主張し、王家が納得してしまった。
⑪All Is Lost - アリスは、家業の再建が頓挫する。
⑫Dark Night of the Soul - アリスは、失敗と絶望に直面し、諦めかける。
⑬Break into Three - アリスは、再び立ち上がり、新たなアイデアを出す。
→メアリーの格言「ブラッディ公爵家としての誇りを常に忘れずに」を用いて慰めてくれたヴェスターからヒントを得て、レシピの公開を用意することに。
→メアリーズスープを売る店を各地に作り、民意を得てレシピも公開する。調理という概念と、衛生という概念を同時に民に導入することで、大勢の同意者を得た。
【気付きが欲しい!】なぜ衛生学を広める必要がある?
知識は、自分のためじゃなく、誰かのためになってこそ。
女神が愛した五種の食材も、民が飢えないように選んだという伝説がある。
それらを安全に民に行きわたらせることこそ、かつての五大貴族としての誇りだと示す。
⑭Finale - アリスは施策の成果を上げ、神饌の儀に参加権を取り戻す。
ブラッディ家は新たな神の奇跡を生み出した。彼女は容器の中に神の祝福を封じ込めたのだ。
王と教会の枢機卿の御墨付きを貰い、『神罰』は訂正。メアリーを取り戻す許可を得た。
⑮Final Image - アリスは神饌の儀での優勝を目指すとともに、今後も異世界の衛生状況を改善することで、人々の健康を守り、幸福な生活を送る姿が描かれる。
(神饌の儀で優勝することで、ヴェスターを貴族にする→アリスとの結婚が可能となる)
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