第43話

洸は 

ギャーギャー泣き叫んで泣き止まない。


情緒不安定になっている。



最近、花梨と裕樹は、さとしの仕事のあおりを受けて、東京で仕事することが多くなったため、一緒に連れて行くことが困難だった。



 その状況は、自分の仕事を受ける時に裕樹から聞いてさとしは知っていた。



お金を払って、見てくれてるとはいえ、身内のさとしにとっては申し訳なさが滲み出ていた。



「おーい。分かるか?」



 泣き叫んでいる洸に話しかける。




 目を見開いて、さとしの顔を見ると一瞬、泣き止んだが、すぐに火を吹くように泣いた。



 特に興味がないのか、何も影響も受けないらしい。



「洸、車で乗ってどこか行くか? 連れてくぞ?」



 その話を聞いて、泣き止み、目をぱちぱちさせながら…



「アイス、買ってくれる?」



「お、おう、何のアイス食べたいんだ?」



 急に泣いてたかと思ったら普通に話してることに動揺するさとし。



「くるくるした白いこうやって食べるアイス。」



 名前が分からなかったのか、ジェスチャーで表す。



「それは、ソフトクリームのことか? それ、この店でも食べられるだろ?」

 


 首を大きく横に振った。



「チョコが入ったのがいい。バニラとチョコのくるくるが食べたい。」



「確かに、店のソフトクリームはバニラしか無いなぁ。分かった。んじゃ、ソフトクリーム食べに行こう。」



「やったー! くるくるアイス、くるくるアイス!」



 テーブルの周りをくるくる走り回る洸。


 ほとんどをお店の中で過ごす洸は外出することが嬉しかったようだった。



 さとしは、とりあえず泣き止んでよかったと安堵した。



 その頃、紗栄は、恐怖でしかない佐々木たけしをおそれていた。


 500万のお金を用意できなければ体で払えと言われる。


 どうすれば良いか考えていた。


かと言って、誰にも相談できない。



 頭の中はそのことでいっぱいになっていた。



「紗栄ちゃん、大丈夫? 貧血?」




 ドアを開けて、外にかがんでいる紗栄に優子は話しかけた。  




 まだ冬ではなかったが、多少寒さはあった。



「はい。少しだけフラフラしただけですから。」



 きっとたけしがごまかしたんだろうと状況を読んで対応した。



「寒いから中入ろう。あったかい紅茶でも飲む?最近、珍しいバタフライピーって言う青い紅茶仕入れてみたの。美味しいから飲んでって。」



「青い紅茶? 珍しいですね。ぜひ、お願いします。」



 バタフライピーは青い紅茶だが、レモンを入れると紫に変わる珍しいものだった。味はほとんど無く、あっさりしていて飲みやすいものだった。



 優子は紗栄を席に座らせて、紅茶を出した。



「はい、どうぞ。一緒にクッキーも出しておくわね。」



「ありがとうございます。」



 優子は向かいの席に座った。


 紗栄はバタフライピーティーを飲んで心落ち着かせていた。



「最近、どお? お店の方は。大変かな?」



「そうですね。さとしが東京で宣伝のようにモデルの仕事を始めたものだから、その影響からか、お客さんがありがたいことにたくさん来るようになったんですが、さとしがいない時はバイトの子と2人でやっているんですけど、いくら短時間営業でも、キャパシティがギリギリなところですよ。」



 頷きながら、優子は聞き入っていた。



「新しいバイトの子を増やせば良いんじゃないのかな? それも無理なの?」



「ああ、バイト増やすのもありですね。でも、さとしの許可が無いと私だけの決断ではできないかも。」



 さとしがいつの間にかいなくなっていることに気づく。




 あたりを見渡すと突然奥から洸がさとしの手を引っ張ってやってくる。




「優ちゃん、僕、さっくんとお出けけしてくるから、ジャンバー着る!あと靴下も。」



「それを言うなら“お出かけ“な。」



「そうとも言う。」

 すぐに返事をする洸。



 さとしはツッコミを入れる。



「お出かけするのね、さとしくん大丈夫なの?忙しいんじゃないの?」



「大丈夫です。今日は一日休みなので、お店も定休日ですし。それに、洸、外に行きたいって言うから、優子さん、たまには休んでください。洸を毎日見てるの大変ですし、息抜きも必要ですって。」




 早く早くと洸はさとしの手を引っ張る。



 優子は話を聞きながら、奥の部屋からジャンバーなどの服を一式持ってきた。




「ごめんね。助かるわ。お言葉に甘えてそうさせてもらうね。洸、さとしおじちゃんの言うこときちんと聞くんだよ?」



 服の袖に腕を通されて、チャックを自分で閉めた。



 靴下はそれぞれ自分で履き始めた。



「はーい!」




 片手を大きく上げて言った。


 すると、洸は突然紗栄の横に行き、




「僕、紗栄おばちゃん行かないなら行かない。」



「え?私も一緒に行くってこと?」



「僕、紗栄おばちゃんの隣じゃ無いと嫌だ。さっくんの隣、嫌だ。」



 駐車場に置いておいた車の近くにて



「なっ! 紗栄の隣は俺だよ。だめ、それは譲らない。洸は後ろな。危ないから、後部座席。」




 大人げない戦いが繰り広げられている。


 優子から預かったジュニアシートを後部座席に置くが、洸は跳ね返す。


 

 洸もさとしも譲らない。



 紗栄はため息をついて、歩いて行こうと争わない方向で出かけることにした。



 結局、優子に借りたジュニアシートを戻した。



 さとしも洸も納得していなかったが、お互いに睨み合いながらマンチカンを後にした。



 ちゃっかりと洸は紗栄と手を繋いでいる。



 睨み合いが何度も続いた。



 その光景を見ていたたけしは、キッチンとホールの境目の出入り口付近で面白く無い顔をしていた。



 その様子を横で見ていた喜治が声をかける。


「どうかしたか?」



「いえ、何でも無いです。喜治さん、午後の日替わりメニューは海老フライ定食で良いんですよね。」



 近くにあった日替わりメニューが書かれた黒板の文字が昨日のハンバーグ定食のままになっていた。



「あ、悪いね。描き直しておいて。たけしくん、絵も文字も描くの上手いからお客さんから評判良いのよ。ありがとうね。」



「あ、本当ですか? ありがとうございます。」



 マンチカンの喜治や優子には、ごく自然に溶け込む好青年のように接しているたけし。



 裏表のある性格で、紗栄の前では豹変する。



 自分より幸せそうな様子を見ると苛立ちを覚えるようだ。



 幼少期から紗栄をいじめては自分は強いんだぞアピールをしてきた。



 久しぶりに会っても地位を下ろしたくなくて、ガキ大将のように振る舞う。



 優しくなんてできなかった。



 本当は従兄である自分はここにいるんだぞと知らしめたかっただけなのに度を過ぎた対応をしてしまっている。



 悪いことをしてるなんて気づきもしなかった。


 あまり混んでいない商店街。



 ソフトクリームのお店を探した。



 ショッピングモールと比べてガラガラだった。



 2人にとってはこの空間はありがたいことだった。 

 

 

 全然人に気づかれない。



 多少、メガネをしたり、紗栄は帽子をかぶったりしたが、案外ここでは大丈夫だった。



 洸は駄々をこねて立ち位置にこだわりを見せていたが、左側に紗栄、右側にさとしで手を繋いで落ち着いた。




 まるで、自分たちの子どもがここに存在してるかの気持ちになった。




「子どもがいたら、洸みたいに手を繋いで歩けるのかな…。」



 さとしは、ボソッと呟く。



 紗栄は小さい声で話したさとしの声をしっかりと聞いていた。



 そんな話聞きたく無いかと気にしているかなと思ったら全然そんなことはなくて…紗栄は



 「そうだね。でも、洸みたいだと毎日喧嘩ばかりでさとし疲れるね。」

 


 洸とさとしは、ライバルそのもので、紗栄の奪い合いで大人げない。


 

 

 性格とどこか似てるところがあるらしい。紗栄は笑いが止まらない。



 

 「ま、私は平気だけど…。」

 


 何となく不愉快になったさとし。


 

 

 

 言わなきゃよかったと後悔した。

 


 さっと洸から手を離した。



 「洸、何食べたいの?」

 


 紗栄は洸の目線に合わせてかがんで、問いかけた。



 「くるくるのチョコとバニラのアイス!」

 


 洸は、手でくるくると表した。


 

 紗栄も同じにくるくると手を動かした。



 「くるくる?」


 

 「ソフトクリームだってよ。」

 


 さとしはジャケットのポケットに両手を入れて言う。



 「そう。チョソフトクリーム。僕、それ食べたい。」

 


 上手く言えない洸。


 

 それを指摘することはなかった。



 紗栄は頷いて、体を起こした。



 「よし、ソフトクリームね。あそこの、ファストフードなら、確かあったかな。一緒に行こう。」

 



 洸の手繋いで、ファストフードに、入ってチョコとバニラのソフトクリームを頼んだ。



 洸は出来上がってきたアイスを見て、目をキラキラさせていた。



 不機嫌そうに横に座ったさとしはハンバーガーとコーヒーを頼んで食べていた。



 紗栄は紅茶とサラダカップ、アップルパイを頼んでいた。



 

 ついでにみんなでシェアできるフライ

ドポテトの大きいサイズも注文した。



「洸、ポテトにアイスつけて食べると上手いんだぞ。」



 さとしはポテトを洸の、アイスにつけて食べようとしたら、不意に上に乗っかったバニラの部分が洸のジャンパーとさらに床に落ちた。



 目がだんだんとうるうると滲んで大きな声で泣き始めた。



 「僕のアイスがー! さっくん、大嫌い!」

 


 ギャーギャー泣いて、駄々をこねて、他のお客さんも驚いていた。



 慌てふためく2人は、とりあえず、紗栄が新しくソフトクリームを買い直しに行った。



 取り残されたギャーギャー泣く洸と黙って見ているさとし。泣き止まない。



 (せっかく、ポテトのおいしい食べ方教えたのに、こぼすのは誰だよ。)

 


 むしろ、こぼしたのはさとしだが、自分のせいにしたくなくて、洸のせいにしようとした。



 紗栄は新しく買ってきたアイスを、洸に見せたが落ち着かなかった。


 今は、アイスじゃ無いようだった。



「うるせーぞ!」



 周りにいたお客さんの1人が叫んだ。


 

 さとしは洸を抱き上げてお店を出た。



 紗栄は慌てて荷物を持って、ついていった。




 抱き上げてもずっと泣いている洸。




 暴れる足がさとしの顔に当たった。



 靴についた泥が顔におもっきり当たった。



 かなり痛かったらしく、さとしは抱き上げていた手を離すと上から下にどんと洸が落ちた。



 さらに火を吹くように泣き叫ぶ。



 怪我は特にしてないようだった。




 「ちょっと、さとし! 洸、落としてる!危ないじゃ無い。」




「いや、分かるけど、俺だって今顔蹴られたんだよ!」




 「いや、こっちは体の小さい子どもだよ? 大人なんだから我慢しなさいよ!」

 


 紗栄は大人げないさとしを叱った。



 機嫌を損ねたさとしは、その場から立ち去った。



 疲れていたのかもしれない。



 心に余裕がなかったのかもしれない。さとしは本当は洸と仲良くしたかった。


 一緒にポテト食べて美味しいねって言いたかった。



 紗栄は洸のことを介抱して、優しく抱っこした。



 幾分、気持ちが落ち着いたのか、泣き止んできた。



 抱っこしてしまったが故、新しく買ってきたソフトクリームはぐちゃぐちゃに地面に落ちてしまった。



 荷物もバラバラに散らかった。



 こんなんじゃないのに、こうしたかったわけじゃない。



 紗栄も涙が出てきた。



 私だってやりたくてやってるわけじゃない。



 自分の子どもじゃない。



 甥っ子だけど、一から育てた訳じゃないから扱い方が分からない。



 さとしがいない。



 途方に暮れていると、よりにもよって佐々木たけしがやってきた。



「何、やってるんだよ。」



「……。」



 話したくなかった。辛いけど、助けて欲しいけど、言えなかった。



 すると、洸は立ち上がった。



「たけ兄、抱っこしてーー。」



 意外にも懐いてるようで、洸はたけしに抱っこされて喜んでいる。



「紗栄、喜治さん倒れた。」




「え? うそ。」




「だから、こうして、来てんだよ。おい、お前の旦那はどこ行ったんだよ。」



 たけしは冷静に業務を果たさないととやってきた。



 洸を抱き上げて、周りに落ちていた荷物を拾った。



 テキパキしていて頼もしかった。



 まさかの対応に拍子抜けした。



 紗栄はたけしの後ろをついていく。

 



 お店の出入り口付近の道路には救急車が止まっていた。



 優子は必死に喜治に声をかけた。



 ストレッチャーに乗せられた喜治は苦しそうにお腹押さえていた。




「あ。紗英ちゃん。ごめんね。今から病院行ってくるから洸くんのこと見ててもらえる?」



「はい! わかりました。」



 紗栄はすぐに返事をした。



「優子さん、お店は閉店させてていいですか?」



 たけしは慌てて声をかけた。



「そうね、こう言う状態だから。ごめんね、たけしくん、お店の片付けよろしね。」



 優子は救急車に乗り込んだ。



 サイレンとともに走り去っていく。

 


 商店街を歩いていたさとしが、近くで鳴り響く救急車のサイレンを聞いた。



 気にもせず、足元にあった石を蹴飛ばす。


 ムシャクシャして、苛立ちを隠せない。



 久しぶりにやろうかなとパチンコ屋さんに入っていく。



 ガヤガヤ音の大きいところにいたため、何度も鳴っていたはずのスマホに気づかなかった。



 夢中になり、1時間ずっと同じ席に座って楽しんでいた。




 その頃、マンチカンのお店の片付けをしようとたけしと紗栄はパタパタと働いていた。



 洸は休憩室で落ち着いて、レゴブロック遊びをしていた。



「さっきは洸のこと、ありがとう。甥っ子であるんだけど、なかなか会えないから扱い方が分からなくて…。」




「あいつ、甘えてるんだよ。おばさんだからだろ、親戚だから駄々こねられるんだよ。普段は、ずっと静かにああやって遊んでるんだ。我慢してるんだ、洸はずっと…。」




 食器の洗い物しながら、たけしは話し出す。



 さっきの脅しとは打って変わって普通の人になっていた。



 洸の意外な一面も見て、紗栄は驚いていた。



 甘えたい気持ちが出るのは何となく分かった気がした。




「洸、ずっと我慢してるんだね。知らなかった。花鈴から聞いてたけど、幼稚園とか保育園には入れられないからってここで預かってもらってるって言ってたから。え、そしたら、優子さん達いない時ってたけしがずっと見てるの?」



「そうだけど、なんか文句ある?つぅか、500万、本当に持ってこいよな。」



 急に変わるたけし。


 洗い物が済んだら暇になったようだ。



「やだ。」



「へぇー。んじゃ、体で返して貰いましょうか?」



 テーブルに、羽交い締めしようとする。



「ちょっと、洸がいるんだからやめてよ!悪影響でしょ?」



「は? 俺の子じゃないし、別に関係ねえもん。」




 紗栄の両腕を押さえて、耳元で囁く。



「俺の親父もこうやってやってたんだろ。俺だっていいだろ?やっても。あの時嫌がらずにやらせてたじゃん。」



「は? 見てたの? 私は嫌がらずにやってたんじゃない!嫌がらないような態度を見せてただけ。本当は凄く嫌だった。断れる訳ない。てか、やめてよ!」



「言ってること矛盾してるぞ。今、断ってるじゃないか。」



 首筋に愛撫する。力が強くて抵抗できない。



「俺、お前のこといじめてたけど、本当はこうやってやりたかった。かまかけて、俺に振り向いて欲しかったんだ。」



 鎖骨に愛撫する。心は拒否していても体は受け入れてる。こんな仕打ちやだだった。



 小さい頃、いつも大好きだったおもちゃ取り上げるし、紗栄の着てた服も隠してどこかに持っていく。



 それは好意を寄せていたって今更言われても嫌な記憶しかない。




「紗栄、好きだ。500万なんて、いらないから俺と一緒にいてくれ。」



 吐息が漏れる。


 抵抗したくてもキスで口を塞がれて離せない。



 腕を、キツく押さえられて身動き取れない。

 


 鍵閉めていたはずのドアがガチャガチャ言う。



 colseと掲げられた看板があったはずだった。



 ふと、たけしは顔を上げた。



「助けて!」



 大きな声で紗栄は叫んだ。



 外からガチャガチャと、動かしていたのはさとしだった。




 ただならぬ様子を感じたのか、鍵を壊すほどの勢いでドアを蹴り飛ばした。




見事にバタンと大きな音を立てて、ドアは倒れた。



 

 休憩室にいた洸がびっくりして出てきた。




 紗栄の服がはだけてるを見てすぐに状況を把握したのか、さとしは紙袋に入ったパチンコ屋の景品を持ったまま、たけし自分の方へ寄せて左頬を右手で思いっきり殴った。




 慌てて紗栄は洸の目を塞いだ。胸ぐらを掴んで顔を拝む。



 テーブルに置かれたしょうゆなどの調味料が散らかって落ちていく。



 食器の割れる音が響いた。



「何、人の女に手、出してんだよ!」




 持っていた紙袋が床に落ちる。




「…放ったらかしにしてるのは誰ですか?」


 

 頬を抑えて起き上がる。



「はあ? 放ったらかしにしてねえよ。」




「東京に行って、紗栄1人にさせてますよね?」


 お互いにガンつけた。


「それは仕事だって、なんでお前に指図されなきゃねえんだよ。そもそも、なにお前。嫌がってる紗栄に何したんだよ。」

 




「…さっくん、怖い。」



「洸、あっち行こう。」



 サッサっと紗栄と洸は休憩室へ、逃げ出した。険悪なムードが漂う。



「俺は紗栄の従兄です。従兄が紗栄のことを心配しちゃいけないんですか?」



「従兄かなんだか知らないけど、嫌がることするなって話。何、話すり替えてんだよ。心配するしないは関係ないだろ? てか、お前、ここの店で働くのやめてくれない?喜兄の築き上げてきた店を台無しにするから、悪いけど出てって? 警察に訴えられたくなかったら今すぐ出てけ。ほら、早く。」



 さとしはドアの方を指差した。


 たけしは、かぶっていたコック帽子を思いっきり投げてテーブルに置くと、黙ってマンチカンの店を出ていった。


 深くため息をついてさとしはテーブルの上にうなだれた。


 ふと、冷静に考えてやっちまったと後悔した。

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