詩 夢のように何も残らなかったから、きっと夢だった
仲仁へび(旧:離久)
詩 夢のように何も残らなかったから、きっと夢だった
「みんなきえた
みんないなくなった
まるでゆめのようだ」
一人で生き残った
一人になってしまった
一人だと認めたくないから
最初から一人だったのだと思い込もう
あれは夢だった
皆といたのは夢だった
冒険したのは夢だった
楽しい思い出も夢だった
悲しい思いでも夢だった
何かを共有していたのも夢だった
みんな みんなが 夢だった
後には何も残らなかった
そうしないと 生きていけない
この現実では 生きてはいけない
「ストーリー」
トラックにはねられて異世界転移。
右も左もわからないけれど、気の許せる仲間たちと共に冒険をした。
たくさんの思い出を作って、でも強大な敵と出会って。
「すべてを夢にしてあげるわ」
そして突然目が覚めた。
そこは現実の、病院の、病室だった。
詩 夢のように何も残らなかったから、きっと夢だった 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます