1-7
時方は、数九子に向き直って言った。
時方「どうやら、額の裏側のでっぱりが、
5×5センチ四方で、このへこみにピッタリ
はまる仕様になっているようですね」
三津夫「金庫の謎は、解けそうですか?」
時方「うーん、まだ、謎を解くには、
材料が足りないようだ」
三津夫「これからどうしますか?」
時方「とりあえず、今日は、おいとますると
しよう」
三津夫「数九子さん、それでは、今日のところはこれで帰ります」
時方「また、後日改めてお伺いいたします」
時方たちは、そうして、判示物 邸を後にした。
第2章につづく
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