ミヤコワスレの花が記憶(おもいで)から消えるまで
明智 依毬
プロローグ
私はあと2年で死ぬことを決意した
私に好きな人なんかいらない
私はチームメイトと居たくて生き地獄を選んだ
手足は痺れて力も入らない
体は毎日痛くて息もしずらい
頭も痛いし、体も重力で圧されているみたい
毎日薬を飲まなければ私は動けない
あぁお願いだから自由に動ける体がほしい
「もう会えないのかな……って……思ってた……」
あぁこの人と一緒にいたい
それなのに死のカウントダウンは止まらない
寒い日だったはずなのにあなたの腕の中は涙がでるほど暖かった
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