第3話 よーいどん

「さぁ。始めようか?どうだ?何か質問はあるかい?」


あるわ!あるに決まってるだろ!!!!

周りの怒っている声が聞こえる。


「ねぇ!デスゲームって、、、。私たちは死ぬの?」

女子生徒が書いた。桜田舞だ。

クラスのリーダー的存在かつクラス委員である。

「もちろん。言っただろ?デスゲームって」


、、、。


そりゃ当たり前だ。デスゲーム。

殺し合い、裏切り合いのゲームだ!!!


空気は凍った。


「そうだ。ルール説明をしてなかった。今からするよ。

まず、君たちにはあるゲームをしてもらう。

ダウトだ。知ってるだろ?トランプを使う。

各々がカードの数字を読み上げながら裏返しに出していき、それがウソである(読み上げられた数字が出したカードの数字と違う)と思った参加者が「ダウト!」と叫んでウソを暴くのが特徴のゲームだ。これで嘘を見破るだけ。

ただこれだけ。ただし嘘を三回見破られたら、もしくは嘘ではないのにダウト!と言ってしまったら、そこで脱落だ。もし誰も嘘をつかずゲーム続行不可能になったら、5人の脱落者を話し合いで決めてもらう。えっと、このクラスは40人。なら、5人が死ぬってこと。ま、仲間を庇って嘘をつくのもいいけどね。」



なるほど。


楽しそうだな。


やってやる!!!


「脱落ってどういう事ですか?」


「死ぬ。だよ〜」

ゲームマスターは楽しそうにニヤニヤしながら言った。



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ジ エンド @purinsikakatan

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