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恋の相談相手と恋の対象者を前に、自分の恋を消滅させた相手に毒殺させる事件を犯した被疑者が、事件の真相を語るとは思えませんが、敢えて翠月と芳玉が揃って事情聴取を行う意図が理解出来ますし、前話の白檀の推理で何となく事件の首謀者も把握出来る為、芳玉の前で翠月が明林が首謀者の自供を誘った場合、その功績に芳玉が翠月を味方として認めるのかな。白檀を巡る恋敵のままで。
まあ、結局は白檀の心次第でしょうが、想像を駆り巡るばかりで落ち着きません。
次話も楽しみで仕方ありません。
追伸、サブタイトルの『写鏡』については、翠月が語った白檀からの言葉で生きていく励みとなったことが、芳玉も同調している、”似ている”との感想のことだと思いますが、何話に描かれていたのか見直します。芳玉が白檀へ恋情を抱いた切欠であったのでしょうから。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
翠月はなかなか食えない奴なのですが、白檀に対してだけは良い子になるので、芳玉もその点に関してだけは信頼しているのかなと思っています。
「似ている」という感想について、実は詳細は今後登場する予定で、今はチラ見せのような形になっています。今までのところでも少しばかり伏線は張ってあります✨
白檀を愛するふたりの張り詰めた心理戦のやりとり…男として、だけでなく、ひととして、白檀の存在、白檀の言葉が、それぞれの生きる道しるべ、人生の灯火だった同類なのですね。それぞれに深い執着あり、白檀を一生自分なりにきっと命懸けで守り続ける同志でありつつ、ある種ライバルであり続けるのだろうなあ、白檀は生粋の人たらしだなあ、と。いずれも白檀の強い味方ですね!
普段さまざまな後宮の物語を追いかけているとよく出てくる宦官の存在ですが、その背景や、思い、葛藤などがこれほど細かく丁寧に描かれるのは見たことがありませんでした。ハッとさせられましたし、多分仕事上は弁が立つけれど、普段はあえて自分の本音は口にしないであろうふたりの気持ちがストレートに伝わり、大変興味深かったです。白檀愛されてますね〜!!
きっと場面としては、罪人が連れてこ
られるまでのほんの少しの待ち時間の間の直接対決でしょうけれど、凝縮した時間重要なワンカットですね。
キャラひとりひとりに愛情をそそぎ深くそれぞれの想いに寄り添うハルノヨ
イさまの愛もしっかり届きましたよ。
白檀を大事に思う気持ちはどちらも負けないくらい強い。白檀を大事に思う意味では敵ではなく信頼できる相手と理解はしているが、立場やもろもろ互いに反発する思いをもちつつ、それでも互いの中に共感せざるを得ないものは感じるbutそれを認めたくはない…
複雑💦
さあ、まずはふたりで白檀を陥れた悪人たちを全て捕まえて平和な日常を取り返しておくんなさい!
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
今回の更新分は翠月のキャラを考えた時から入れたかったシーンになるので、そう言っていただけてとても嬉しいです😊
生まれも育ちも違うはずの翠月と芳玉ですが、二人ともただ一人以外には本心を偽り続けてきたという生き方は共通するのかなと思います。翠月にとっての生きる意味が白檀だったなら、幼い頃の芳玉にとってそれは誰だったのかというところを今後書けたらなと思っています!