せっかくダンジョンに入れたのだから、最強を目指します

登場人物紹介

若槻 翔

主人公。

星野 澄火

若槻の相棒。

なんだか最近甘えん坊っぷりに拍車がかかっている。甘えられれば甘えられるほど際限なく甘やかす若槻のせいな気もする。

組川 ハル

組織「黒子（ビハインドザシーン）」に所属する一般偵察員。二、三年前はエースとして名を馳せ、出世頭と目されてたものの、生来のプライドの高い性格が組織に危険視され、また任務の失敗が重なったこともあり処分された。

享年十七歳。

熊川麻奈　

いつでもどこでもなんでも麻奈さん。

今回、エルヴィーラ王女は本国ダンジョン探索者協会の協会長→協会長と個人的繋がりのある熊川麻奈→若槻というルートで非公式にコンタクトをとった。

エルヴィーラ

レイヴァント王国第三王女。17歳。若槻の一つ年上である。頭脳明晰で、洞察力に優れる。

ダンジョン適性を持っていることもあり、政治には関与しないことにしている。

詳細は不明だが、「アーティファクト」を操るユニークなスキルを所有していると見られる。アーティファクトを生成したり、加工したり、その用途は広そうだ。

元は無人島だった島をアーティファクトで魔改造して住居性を格段に高め、そこで暮らしている。島にはエルヴィーラに心酔している20人ほどのメイドや執事がいる。

女性には花の、男性には星の名前がそれぞれコードネームとして与えられている。

ヴァイオレット

エルヴィーラに仕えるメイドの1人。ダンジョン適性を持つ。

ヘリの中で親睦を深めるようにとエルヴィーラからお願いされ、一晩悩んだ結果、ヘリの中で麻雀大会を開催するという奇行に及んだ。本人はいたって真面目である。

ローズ

エルヴィーラの専属メイド。エルヴィーラが幼い時より仕えている。ほとんど口を開くことがない。

ダンジョン適性はないが、人の気配を感じ取れたり、威圧で人を気絶させたり、意味不明なほどの強さを持っている。

若槻と戦ったら……多分、加速状態を駆使しようと若槻が負ける。そんなレベルの強さをしている。

カストル、ポルックス

双子の執事。カストルは警護、ポルックスは運転手のそれぞれエキスパートである。