Revive
shi
第1話 Remake
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
あああああああああああああああああああ!
あああああああああああああ!
ああ……?
うお!スッゲェ!痛くねえ!
なのに足元には自分の体がある!
しかも血だらけ!
うっひょぉ!
足元には確かに自分の体がある。
上を見上げてみると3階あたりの部屋の窓が開いているんだろう。カーテンがバタバタ靡いている。
あっちゃー。あそこ私の家じゃね。
再び足元の自分の体に視線を戻す。
パジャマを着ている。
今の時間は真夜中も真夜中の午前2時。
つまり私は寝ぼけたまま窓を開けて自分から自由落下したってこと。
ひゃー。
あっけねえあっけねえ。
あっけねえけど味気ねえ人生歩むよりは良いか。
イカれた状況下なのに我ながら中々イカれた考えをするもんだ。
お?
なんか空の方から飛んでくる。
ありゃあ自分を迎えに来た何かだな。
上から来てるってことは天使か?
とにかく早く連れてってくれ。
このままここにいてもしょうがねえし、いたところで何もできやしない。
何かはぐんぐん近づいてくる。
全く減速せずに。
もう突っ込んでくるんじゃないかってくらいというか突っ込んできた。
「せぇぇぇぇぇい!!!」
ズガッシャァァァン!
私の体は再びパジャマ着の体に叩き込まれた。
痛い痛い痛い痛い痛い!
あああああああああああああああ!
「何すんだ!」
「何してんだ!」
「あ?」
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