地球ってやっぱり難しい…! 宇宙企業の新入社員アルファくんの悩み
ブンショー
エピソードゼロ
宇宙にある、とある会社のお話し。
新入社員として入ったアルファくん、この会社は担当者がそれぞれ宇宙にある星に着任して愛のパワーを判定し成績にしています。成績が非常によかった星は愛の予算がたくさん割り当てられてドンドン高次元化します。
そしてアルファくんの担当は「地球」という星でした。
上司のオメガ課長が声をかけます。
オ「どうだ調子は!」
ア「いや~……」
オ「なんか成績全然伸びてないぞ」
ア「それがその、、、、」
オ「はっきりいえよー」
ア「えーと…地球の生命体はどうも理解できなくて、実験で水爆や原子爆弾を自分の星で爆発させてるんです。」
オ「なんだそりゃ!?自分達の星だろう?まさか生命体に使ってないよな?」
ア「いえ…それが2回ほど」
オ「・・・・他には?」
ア「最近は自分たちでウィルスを作って
自分たちで撒いて、自分たちで注射したり、やっていることが理解できなくて……今もまた「お金」?が欲しいからってわざと自分たちで戦争ゲームやろうとしてます。」
オ「おいおいおい、なんだよそれ!戦争何回目!?」
ア「いや、あの僕も止めようとはしてるんですけど…」
オ「そこをこそっと誰か理解ある生命体にいい方法を教えて星をよくするのがアルファの仕事だろー?」
ア「はい…でも最近生命体の受信感度が悪くて中々コンタクト取れなくて…ついこの間、同僚のベータちゃんが外回り(実態調査)でロズウェルっていう場所で調査したんですけど、不時着したみたいなんです……でも音信不通でして…」
オ「はーー??本当にあの星は仕方ねぇ星だな……今度部長にいってポールシフトお願いするわ。」
ア「ポールシフト???それってなんですか?」
オ「あー地球のそばに鉄の塊みたいなやつあるだろ?あれをぐーっと近づけてやるんだよ」
ア「どうなっちゃんですか?」
オ「グルと地球が回ってお洗濯。洗い流してきれいさっぱりよ。」
ア「ええーーーー!?ちょちょちょっと待ってください課長もうちょっと頑張ってみます(苦笑」
オ「おいおい、期待出来んのか?」
ア「いちおう今調査してみたんですけど、若干ですが波動が上がってるんです、ほらこれ見てください。この生命体がフリーエネルギー開発を始めたって!」
オ「んーあー確かに波動はちょっと上がってんなー、ちょっと未来見てみるわ。・・・・でもそいつ数年後に原因不明で死ん出でるわ」
ア「・・・・・」
オ「アルファ……隕石ってのもあるけど?」
ア「お願いします…」
今日も宇宙は平和です。
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