Three O'Clock Blues

午前三時の覚醒のブルース

ベッドにポツンの僕を後目しりめ

後悔のツマミを MAX に

丑三つ時さえ越えたの朝

今日も憂鬱な盤面勝負を

投了なげることなく繰り返している


午前三時の覚醒のブルース

心の屋根裏を伝ってきたか

それは誰にも分からない

けれども いったいどういうわけか

そうとも 知らない間に 僕は

湖の底に深く沈んで

佇む一握ひとにぎりの砂となって

温もる水に もう 溶けていた


午前三時の覚醒のブルース


ああ

こうして僕は ギターになった


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