第5章 「満(みつ)の直」での戦い

闘たちは、除の直を出て、しばらくの間、歩いていた。


そして次の直である「満」の直に着いた。


その直後、然は闘に言った。


然「闘、先に奥の庭?に行っていてください。」


闘「然、どうしたんだよ」


然「あとで話しますから……」


闘「わかったよ。先に行って待ってるぞ!」


闘「然のヤツ何を考えてんだ?

まぁいい。先に敵さんとご対面と行くか……」


ワォーン


闘「何だ?犬か?まさか狼じゃないよな?」


闘「月も出てないし……」


闘は、何げなく上を見た。


闘「月、出てんじゃん!しかも三日月かよ!」


闘「そういえば、前シリーズの13章あたりでも似たような、光景を見たような……」



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