作家友達の詩一さん・鉄乃蜘蛛さん・大宮葉月さんとお会いするために東京駅に向かう。本当は4月16日にお会いする予定だったのだが、自分の体調不良が原因でこの日に延期となっていたのだ。

大手町に到着したので目的地のレストランに向かっていると、詩一さんから「何という名前でお店の予約をしているのですか」とLINEが入ったので「坐禅（ざぜん）で予約しています」と嘘の情報を伝えた。「坐禅」に特に意味はなかった。するとしばらくして「坐禅じゃないじゃないですか！」とLINEが入った。どうやら「坐禅で予約をしているのですが」と店員さんに訊いてしまったのだろう。歩きながら、死ぬほど笑った。

レストランに到着すると、すでに三人が席に座っていた。鉄乃蜘蛛さんと大宮葉月さんとは初めてお会いする。鉄乃蜘蛛さんはzoomで見たとおりロックな感じで、大宮葉月さんは誠実な好青年といった感じだった。四人で肉料理を楽しみ、隣のビルのカフェへと向かう。ここでも創作関係を中心とした話で盛り上がったのだが、この流れでカラオケに行かないかという話になった。

東京駅を越える形で八重洲方面へ。カラオケ館にて四者四様の歌をうたう。鉄乃蜘蛛さんのペインキラーから宴はスタートし、大宮葉月さんの優しげな歌声、詩一さんのノーマイク歌唱が響き渡る。私も「Alice in 冷凍庫」や「The Fox」などの新しい歌に挑戦してみたが、なかなか難しかった。次回はこれらに加え、パスピエの「裏の裏」も歌えるよう練習しておこうと思った。

カラオケを終えたところで、解散。夜には鉄乃蜘蛛さんと電話でお喋りをした。二次会、いや、四次会のような感じだった。電話の向こうでは、「グビ　グビ」と酒を呑む音が聞こえた。