期待はしないほうがいい

期待なんてものはしない方が絶対にいい。期待してもそれを上回ることなんてのは少ないのだ。少なすぎて反吐が出るほどにな。特に人が言うことなんてものはなおさらだ。期待して良いことなんてなかった。必ず現実は想像の1/10を下回る。こうじゃなかった感が多い。だが逆に不安がそれを上回る絶望へと進化することも少ない。不安や悩みというのは身構えている時ほどいざ来てみると意外とそうでもなかったという感覚に陥る。しかしこういう絶望感というものは身構えていない時には来やすい。身構えていない時に限って思いもしなかった死神がやってくるのだ。だからこそ毎日緊張状態を作らなければならない。ガチガチに身を固めていないと行けない。しかしそんなのは100%無理だ。結局は隙を見計らって死神がやってくる。不意打ちを喰らわせにやってくる。思いもしなかった、クソどうでも良いこととかその辺はひっくるめての怒りのエネルギーとしてぶつけられる。なんだか正直嫌すぎてだなもう無理だ。もうめんどくさいことはしたくないのにめんどくさい人間と関わらなくちゃいけない。どうでもいい話に付き合わされ、自慢という名のオナニーを聞かされる。苦痛でしかない。なんだかこっちが気を遣っているんだということを考えてほしい。目上の人は敬わなければいけないっていうからしょうがなくあーたがたを敬ってやっているんだからさ、わがままいうのはやめようぜって話、正直なんでこんなのを敬わなければいけないのかなって気持ちはあるよ。為を思っていっているんだとかいうやつほど実際そんなこと微塵も思っていないしさ、正直なんでも厳しくすりゃあいいってわけじゃないのよ。あのさぁ真面目な人ほどそういう厳しい言葉で傷ついて余計に自分を追い詰めて苦しめて最終的に自己肯定感が0に近い人間が誕生するわけさ。メンタルなんてものは絶対成長なんてしないから。筋トレすれば強くなるとかあるけどそんなのは嘘だから。明るい気持ちになった風なだけだから。一時的な気持ちなだけだから。とりまそういうわけのわからない怒りによって今日もどこかで誰かが傷ついて死んでいっているんだってことをどうか理解してほしい。

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