第3章 逃亡
とりあえず、俺は、自分の部屋に帰ることにした。
俺は、ぼんやりと今日あった事を思い出しながら来た道を引き返していた。
ふと、何か後ろに気配を感じて後ろを振り向くと、黒くて丸い物体がたくさん近づいて来るのが見えた。
最初500円玉位の大きさに見えたが、どんどん近づいてきたそいつらは、バスケットボール程の大きさになり、しかも、たくさんトゲが生えていて、まさに、巨大なウニのようだった。
とにかく俺は、自分の部屋へと向かって走る事にした。
あいつらは、どんどん近づいてきた。
俺 「このままだと背中を刺される…」
一瞬、そんな事が頭に浮かんだ。
しかし、まさに間一髪のところで、俺は30番地と「この世界」の境界のラインを突破した。
そのためか、そのラインを越えては、奴らは追っては来なかった。
俺は、そのまま部屋へと急いで戻ったが、疲労のためか、そのまま眠ってしまった。
第4章へ続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます