お土産

健さん

第1話

よし、決めたぞ!俺は、プロレスラーの藤波辰爾だ。師匠の猪木さんが議員だったころ、一緒に同行したことがあり、”ルート”は、よくわかっている。俺は、猪木さんの遺志を継いで、北朝鮮に乗り込んで、この頃、頻繁にやっているロケット発射を、辞めさせる。もう1つは、拉致問題だ。小泉さんみたいに、みんな、1人残らず連れて帰ってくるぞ!俺は、このT〇Sの番組に出て、北朝鮮へ行くことを、みんなに、公表した。司会者が、「藤波さん、本当に大丈夫でしょうか?相手は、百戦錬磨の強者の、金正恩氏ですよ。」「いや、こうなったら、やるしかないでしょう。猪木さんができなかったこと、俺が、やります。そして、横田めぐみさんを、はじめ、1人残らず、連れて帰って参ります。」すると、電話が。「藤波さん、電話です。」「電話?」「はい、もしもし。」「横田めぐみの母の横田早紀江です。もう、あとがないので、本当に期待してますので、よろしくお願いいたします。」「はい!任せてください。」そして、俺は、平壌空港に着いた。空港では、高官に出迎えられた。俺は、早速金正恩氏と、握手を交わした。その隣に奥さんのリ ソルジュ。娘のキム ジュエだ。そして、俺の好みの、妹の金与正氏だ。握手を交わし、「テレビで見るより、お綺麗ですね。」と、言った。(ふん!どうせおせいじだろう?スミルダ!)与正氏は、笑ってくれた。そして、俺は、この後、金正恩氏の大邸宅に招待された。「今日は、ゆっくりくつろいで、ください。」と、ロケットマン。しかし、すごい、ごちそうだな。金さんの大好物のチーズだの、大きい七面鳥、刺身に、ふかひれスープもあるぞ。しかも、ドンペリ、コニャック、それに、高級ワインだ。国民は、主食が、トウモロコシと、聞くが、ロケットマンは、毎日こんな贅沢な食事をしているのか!憤激だ!すると、ロケットマン、手を2回ほど、叩くと、おっ!!何だ?喜び組の美女たちが現れておもてなしだ!(古館伊知郎調に。)みんな、美女やんけ。よくも、まあ、こんな美女たちを、揃えたものだ。この日の夜、俺は、天国にいるような、とても、いい夜を、過ごさせてもらった。喜び組もいいんだけど、本心として、妹の金与正と、一緒に過ごしたかったな。でも、彼女は、いなかった。本当は、お兄様と、仲が、悪いのかしらん。そして、次の日。少し二日酔いだったが、ロケットマンと、交渉に入った。俺は、”プロレスモード”で、睨みつけ躊躇なく言った。「今回は、2つお願いが、あります。1つは、このごろ頻繫にロケット発射しているが、辞めてもらえないものか。」すると、顔色を変えて、「何を言うのだ!ロケット発射は、軍事力の強化で、わが国を守るためもあるし、ミサイル発射実験をして、平和目的の宇宙開発だ。なので、やめることは、できないスミルダ!」「では、拉致問題は?何人か、生存している人達がいると、聞くが。」「その件は、親父(金正日)の時代で、終わっている。言っておくが、もう皆亡くなり、一人もいないスミルダ!」「では、横田めぐみさんは?」「んん、、、、ヨコタメグミ?、、ノーコメントスミルダ」はあ?ノーコメント?どうゆうこと?なんか、意味深だな?やはり、話にならんわ。あまり、ぐずついていると、俺が、拉致されそうだから、もう帰ろう。いかりや長介さんが生きていたら言うだろう。(だみだ、こりゃ)そして、成田空港。記者やら、観光客、”野次馬”で、空港内はごった返している。いつのまに、古舘伊知郎が。「もうすぐ、プロレスラーの藤波辰爾が、北朝鮮から、凱旋帰国となるか。帰って参ります。果たして、拉致被害者、横田めぐみさん、連れて現れるのか~!もう、まもなく、姿が、現れるもようです。おっと!!ついに現れたドラゴン藤波。」(プロレス風の実況するな。)そして、凄いカメラのフラッシュの嵐だ!「藤波さんどうでした?金氏を、ホール勝ちできましたか?」(だから、プロレスの試合じゃないんだから。)「いやあ~すいません。やはり、小さいロケットマンは、手強わかったですね。力が。及ばなくてどうもすいませんでした。期待に応えられなくて。」「藤波さん、後ろについてきている、人達は?」「あっ、忘れてた。この人達は、喜び組で、あんまり綺麗だったので、お土産に持って来ちゃった。」一同  ズッコケ。


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