第7話
気が付くと5人はアパートではなく、広い空間にいた。
戸惑っているところに声がかけられる。
「皆さま、人生すごろくゲームの招待に応じていただきまして、誠にありがとうございます。場所の秘匿性があるため、催眠ガスで眠っていただいて会場入りさせていただきました。そのことについてはご容赦くださいませ」
主催者は深々と頭を下げた。
ゲームが始まると聞かされると、今か今かとゲームが始まるのを、待ち焦がれる5人だった。現金なものである。
「では、人生すごろくゲームのルールを説明させていただきます」
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