第一回 平野啓一郎著 マチネの終わりに
初回からこんなものすごい作品持ってきていいのかと思いますが、まあ最近読み切った本なので、色々書いていきます。
この本は結構自分の読むスタンスが変わったという意味でも、新しい視点を得られました。
ある時友達と話していたんですけど、その友達は「読み切っちゃうのが寂しい」と言っていたんです。友達の読むスタンスは、結構その作品の世界観とかキャラクターにどっぷり浸かるスタンスなんでしょうね。
それに対して僕は、「ええ、そうかなぁ」みたいな事を言ったんです。その時の僕の読書のスタンスとしては、「早く読み切って、この話は全体的にどういう話なのか知りたい」って感じだったんです。だからそこまで一つの世界観にどっぷり浸かることは、自分の読書のスタンスの中ではそこまで重きを置いていませんでした。
多分この小説は、今までの人生で一番時間をかけて読みました。本当に一文一文に集中して読んでいました。それくらい内容に浸っていました。
内容を完全に理解出来たかと言われればそういうわけでもないんですけどね……。雑談程度に書いているんで、許してくだせえ。
概要としては、同時多発テロに巻き込まれた(確かそうだった気がする)洋子という報道記者と天才ギタリスト蒔野の恋愛の話。二人ともめっちゃ大人だし英語話せるしで、これからレポートに追われていくような学生の僕にとってはめちゃくちゃ遠い世界観。出てくる人達凄い頭いいし、グローバルな内容でいろんな国移動しまくるから知らないカタカナ大量で最初は戸惑いますけど、作品のテンポにハマったら抜け出せないと思いますよ。移動時間とかに読むのが楽しいです。
表現も凄い美しくて、紙飛行機の比喩表現とか好きですね。読んでみると自分の世界観がちょっと変わるかもしれませんよ。
こんな感じで、中身のない雑談みたいに書いていきます。
次回の備忘録
「新海誠著 小説 すずめの戸締まり」
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