第18話 俺には幼馴染で、何故か気の合うあいつ、友人がいるから(7)
だって大島の奴は相手の家に深夜だろうが、アイツはお構い無しに家に上がり込み、襲うらしいから。先輩だろうと大島の奴が怖いから喧嘩を売らないような男だからね。
大島の奴は本当に俺の住んでいる街──。市レベルで、ヤンキー達から恐れられている、マジで超がつく程の有名人だからね。
そんな有名ヤンキー様と俺は只の知り合いではなく、幼馴染で、気の合う友人だから。中途半端な俺でも、中学校から先輩、同級生達に虐められた事はない。
だから俺って凄いだろう! 俺はまさに、虎の威を借りる狐……。いや、お猿さんかな? わっ、はははっ!と、言った感じ、訳な俺だから、家の親父様やお袋様も安堵できると言う訳なのだが。
何故か家の両親二人の口から。
「う~ん、どうするかな?」
「どうしよう?」と言った困惑した声が漏れるから。
二階の自分の部屋で、二人の会話に聞く耳を立てていた俺は、「……?」と、自身の首を傾げてしまう。
◇◇◇
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