第3話 前置きは、良く物語である、普通の奴とヤンキーの友人関係は成り立たないと、俺は愚痴を漏らす(3)

 そう、アイツ自身は、見た目容姿の通りで、本当におっかない、恐ろしい奴……。


 俺達の住むで誰も知らない者がいないくらい恐ろしいヤンキーな奴でさ。見た目容姿がパンチパーマに反りの入った怖いお兄さん達でさえ、アイツの事を恐れ慄くぐらいの、ヤンキーなアイツに俺は、自身が抱えている、荒々しいトラブルを解決してもらおうと画策し、嘆願をすれば。


 俺はアイツにあっさりと突っ返された──。自分の事は、自分で何とかするようにと。


 俺もツレでもない奴の為に、何とかしてやろうと言う気はサラサラないと。


 だから俺は、自身の当てが外れ、顔色を変えてしまう。


 そして、『どうしよう?』となったから。俺は自身が抱えるトラブルをどのように解決しようか? と呻り、思案を始めだすのだが。


 俺が今から皆に話そうと思っているのは。俺がヤンキーなアイツに嘆願しようとした。俺が抱える、大変なトラブルに関しての愚痴や不満、嘆きを皆に聞いて欲しい。




 ◇◇◇

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