第17話

 「あ、未来くんじゃないか」


「何これ、辞めさてよ川上さんだ。」


「いいんじゃないか、これはただの遊びだよ。」


「・・・遊びだって?」


「・・・酷すぎるよ」



「ほら、未来のことなんか見てないで!!」


「やめてよ、私のご主人様は罰ゲーム凄く酷いの」


「私もよ!!」


幼馴染と戦っているのは、氷川 まう、主人は立川さんだ。




「立川さんも辞めさせてよ」


「ウルセェ!インキャは黙ってろ。今いいの所なんだよ。」


花木さんはこの光景を楽しんでいる。他のクラスメイトは下を向いて見ない振りをしている。


 

 「何でこんなことするの??」

俺は川上に話しかける。


 「遊びだよ、遊び、モンスターバトルみたいで楽しいだろう。」


そんな、そんなの認められる訳がない。


 そして、俺は昨日のことを思い出す。


 俺は何も出来ないのか、俺は本当に何も出来ないの。


 「・・・ご主人様」

真川さんは、下を向いて俺の服を強く握る。



 「また、未来を見ているの?幼馴染くんは助けてくれないよ。」


「・・・幼馴染」


「覚悟して、まや」


 

 幼馴染が俺を見ている。


 【一応、アンタで全員だから、写真一緒に撮ってあげるわよ】


 「まや!!足掻け!!」


そして、まやは武器を持った。


 「・・・ご主人様!?待って!!」


そして俺は両方の攻撃を受け、気絶した。


 

 

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