第3話 【掲示板】巨神獣を肩で担ぐ謎の青年について語るスレ&とある副会長と秘書の会話
【なぞ】巨神獣を肩で担ぐ謎の青年について語るスレpart1
1:名無しの一般人
ここは突如第10安全地帯に現れた、巨神獣を肩で担ぐ謎の青年について語るスレです
荒らしはスルー。誹謗中傷禁止、マナー厳守
過度な個人情報は載せないで下さい
次スレ、>>1000
2:名無しの一般人
お前ら見たか!?
巨神獣を担いだ1人の青年を!
3:名無しの一般人
見た見た
あれはエグい
4:名無しの一般人
目が飛び出るかと思った
5:名無しの一般人
因みに担いでたの体長100メートル位の巨神獣な
6:名無しの一般人
何だそれ?
誰か情報求む
7:名無しの一般人
これを見れば分かる
http://※※※※※※※※※※※※※※※※
8:名無しの一般人
これ写真な
(写真)
9:名無しの一般人
エグすぎww
これが事実なら最低でもパワー系のSS級覚醒者レベルじゃん
10:名無しの一般人
因みにこの青年はどの国の覚醒者協会のSS級覚醒者以上の中にいない
マジで謎の青年
11:名無しの目撃者
俺現場に居たけど、マジで凄かったぞ
12:名無しの一般人
マジで!?
13:名無しの一般人
>>11
どんな感じだった!?
14:名無しの目撃者
何か山に引き籠もっていた人みたいな感じだったww
15:名無しの一般人
山に引き籠もってたww
どういうことやねんww
16:名無しの目撃者
だってずっと結界の外からキョロキョロ周り見てたんだからww
17:名無しの目撃者
俺も見てた
確かに山に引き籠もって修行した人みたいだったぞ
18:名無しの一般人
ならまだ覚醒者登録してないのか?
巨神獣を持ってたし、覚醒者協会でも探してたのかな?
19:名無しの目撃者
十分あり得る
B級パーティーの『要塞』が知らないようだったし
20:名無しの一般人
マジかww
第10安全地帯と言えばA級パーティーの『赫い戦斧』とB級パーティーの『要塞』の2つだろ?
21:名無しの一般人
うん
22:名無しの一般人
そうだな
23:名無しの一般人
>>20
その2つの内の覚醒者の中で評判がいい『要塞』知らないってことは……
24:名無しの一般人
非登録者だな
25:名無しの一般人
だな
26:名無しの目撃者
因みに謎の青年が巨神獣を狩った理由
夕陽を眺めるのに邪魔だったww
27:名無しの一般人
ww黄昏れてんなww
28:名無しの一般人
>>26
夕陽を眺めるのに邪魔だったwwww
29:名無しの一般人
理由まで異常過ぎて草
誰が夕陽の為に巨神獣狩るんだよww
30:名無しの目撃者
謎の青年が狩った巨神獣はB級の『翼竜型プテラノドン』な
31:名無しの一般人
普通に強い巨神獣で草
まぁ100メートルあるならそんなもんか
32:名無しの目撃者
首から上がなかったぞ
くり抜かれた様な断面だった
33:名無しの一般人
一体どうやって倒したんだよww
マジでS級覚醒者並じゃん
34:名無しの一般人
覚醒者登録した時にどんな等級になるのか楽しみ
35:名無しの一般人
俺はSS級覚醒者に一票
36:名無しの一般人
俺もSS級に一票
37:名無しの一般人
そう言えばSS級覚醒者に謎の青年と同じくらいの年齢の子いたよな
38:名無しの一般人
水野琴葉な
19歳でSS級覚醒者になった天才児
39:名無しの一般人
あと、美人すぎるからファンクラブまで出来てるらしいぞ
40:名無しの一般人
知ってる
確か全世界で1000万人突破してて、SSS級覚醒者の誰かもファンクラブに加入しているとか
41:名無しの一般人
エグすぎww
42:管理者
別の人の話しはあまり上げるなよ
――――――――
―――――
―――
「―――副会長、この動画を見てください」
「今どうしても手が離せない案件があるから後にしてくれない?」
「ですがこれを見れば少し変わるかもしれません。会長には至急見せて来いと言われております」
とある巨大な高層ビルの最上階で、1人の秘書の様な身なりの女が副会長と呼ばれた少女にタブレットを渡す。
そのタブレットには、神羅が巨神獣を担いで歩いている動画が流れていた。
既に様々な動画投稿サイトで拡散されており、Yo◯Tubeでの再生回数は700万回を突破し、全体を合わせれば3000万回にも届きそうな勢いである。
そんな絶賛大バズリ中の動画を見て、副会長と呼ばれた少女―――水野琴葉が目を大きく見開く。
琴葉はタブレットを女から奪い取ると、動画を凝視して何度も再生させた後、呆然とした様子でポツリと呟いた。
「………………神羅?」
(本当に神羅? 15年前から全く音沙汰が無かったのになんで急に……? なら彼はそっくりさん? ———いや、私が神羅を間違えるなんてあり得ない)
「亜里沙、今直ぐ彼について調べて。他の全ての作業を中断してもいい。絶対に彼の正体を特定して」
「は、はい! す、直ぐに調べて来ます!」
亜里沙と呼ばれた琴葉の秘書は、琴葉の今まで見たことのない鬼気迫る姿に若干息が苦しくなり、此処から逃げ出す様に部屋を出ていった。
シンと静まり返る部屋の中で、琴葉は1人、鼓動や脈が増加するのを感じながら、唇を一文字に結ぶ。
「……何があったの……? 神羅……」
2人が邂逅する日は近いのかもしれない。
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