人嫌い(コミュ症?)が異世界に行ったら…
おはぎ
第1話
くっそ上司め!人に仕事押し付けて定時で帰りやがって!
「はぁ…やっと終わった…もう22時かぁ。お腹空いたなぁ…。」
もうこんな会社、辞めようかな。
仕事を押し付ける上司。
それを見て笑う同僚達…。もううんざりだ。
今日もコンビニ弁当。それと、忘れちゃいけないお酒!
飲んで寝よう!
あーせっかくの休みも、疲れて何もする気力が出ない…。
「ひっく…、ったくアタシが何したってんだよ…。毎日、毎日、仕事押し付けやがって…。」
そりゃぁさ、あの子みたいに上目遣い?で、あざとくて、守ってあげたくなる存在では無いけどね!?
ただ、会社に男見つけに来てるだけじゃん…。仕事なんてやってないじゃん!
…はぁ、もう寝よ。色々疲れたわ…。
「起きたくない…ん?なんか寒い…?」
手探りで布団を探して気付いた。
「え…外じゃん。は?」
周りを見渡すと森と草原?しかない。
5分程、呆然としてたと思う。
「え?ちゃんと布団で寝たはずなんだけど…? あ、もしかして今流行りの異世界転移とか転生ってやつだったりしてー?」
んな訳ないよねー。でもなー。死んだ?
思考回路がろくな仕事しねぇ…
お酒、残ってるのかな。
「お腹空いたなぁ…」
すると目の前に半透明の何かが出てきた。
「ひゃっ…びっくりした…。 あ、何か書いてある。」
パン×50
干し肉×50
ポーション(低級)×30
銅貨×50
銀貨×50
金貨×50
手紙(未読)×1
鏡 ×1
なんかいっぱい…?
あれ、手紙なんてある…誰から?
そもそも、どうやって出すの?なんて思ってたら、ポンと目の前に出て来た。
「どれどれ…」
《 名も知らぬ子へ
いきなりの事で驚いたであろう。
其方が地球で寝入っている所を此方の世界に連れてきた。事後報告というものだが許せ。其方が1番、地球に未練が無いと思ってだな… 年齢も若くしておいた! スキルもステータスも後ほど確認してくれ。
今居る世界は、アステール。地球でいう、ファンタジーな世界だな。
其方にはアステールで好きなように生きて欲しい。
創造神 クアトゥム 》
「マジかー… 確かに未練は無いけども!
良くある神と一緒にステータスとか、容姿とか決めたかったってのあるよね〜… 良くあるかは分かんないけども!」
「…とりあえずパン食べよ。」
無限?収納からパンを取り出し食べる。
「硬いかと思ったらそこまでじゃなかった…」
とりあえず、食べたらステータス確認しよっと。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あれからパンを3個ほど食べました。
干し肉は硬くて諦めました…。
お腹空いてたんだなぁ…(笑)
ってことで、ステータスを確認したいと思いまーす! パチパチ〜
「ステータスオープン!!」
名前 無し 性別 女 年齢 15
種族 人族 LV 5
HP 300 MP 1000
攻撃力 200 防御力 200 魔攻 250
魔防 300 運 ∞
収納 ∞ 魔法 全属性
スキル 創造魔法
称号 創造神の加護
「…まぁ、色々突っ込みたいけど… 。とりあえず名前かな!向こう《地球》に寄せた名前だと珍しいかな?んー…」
なかなか思いつかず…そういや、ネーミングセンス、皆無だったわ!
「あーじゃぁ、ゲームで付けてたのでいいかなぁ… キリアで!こういう異世界だと家名あると、貴族って言われるんだよねー。ラノベ読んでて良かった感じ?」
スキルが創造魔法って、思ったやつが作れるやつかな?試してみよー!
「とりあえず、魔力操作かな?」
魔力ってお腹の辺りにあるって読んだなー。
お、ポカポカしてきた。これを動かし…おぉ…これは、なんて言うか…うん。
ステータスを確認すと、魔力操作が追加されてた。
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読んでいただき、有難う御座います。
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