羽弦行進曲

羽弦トリス

第1話小学1年生

僕は、小学1年生の通信簿の担任のコメントに、「落ち着きがない。下品」と、書かれていた。

現在の大人の僕から言わせれば、子供の頃から落ち着き、上品な子供がいたら気持ちが悪い。

その担任は、僕は嫌いだ!

直ぐにえこひいきをする先生だった。女性のおばちゃん先生だったが。

休み時間に赤まむしドリンクを飲んでいた。

音楽の時間、

ぶんぶんぶん、はちがとぶ~

と、歌う歌詞を羽弦少年は、

ぶんぶんぶん、ハエがとぶ~、ウンコの周りにきんべが飛んでる、ぶんぶんぶん、ハエがとぶ~

と、歌ったら担任にビンタされた。

昔の先生って、威張っていたよなぁ。今じゃ、立場が逆転したが。

親も先生に、

「言う事を聞かなければ、殴って下さい」って言ってたし。

小学1年生の4月でこんな児童だったので、6年間はなが~い暗黒の時代でもあった。

しかし、持ち前のひょうきんで明るい性格は男女問わず受け入れられ、クラスの人気者になる。

作文コンクールで県で金賞をもらう一面もあった。

本エッセイでは、ややもするとエロ方向に流れる自分史に多面性を持たせ、全くエロ無しのエッセイにしたいと思う。

○下先生、僕は今でも、あなたの事が大嫌いです。

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