セカンドライフ
無銘
第一章 これから
第1話 あらすじ
世界は2015年に世界中に異界へと繋がる、古代遺跡のように雰囲気のある石の重なりでできた車や小型飛行機程度なら通れるほど大きな枠、ゲートが出現した。
ゲートが出現し、新たな世界として出現した異界は、異世界と聞いて想像するようなファンタジーなものとは全く違う。
そもそも人と呼べるような存在がいなく、食物連鎖がないというか、崩壊した世界というか、世界としてなぜ成り立っているのかが意味不明な空間だった。
枯れた大地から廃れた都市のような場所などがあり、とても広大で曖昧さを感じさせる空間が広がっている。かと言ってただ単に、意味のない空間が広がっているわけではない。
生物と呼べるか怪しい、狂暴な人型の化物、モンスターが数多く存在していた。
それは、鬼のような妖怪の姿をしたものから、ファンタジーな悪魔のようなもの、SFちっくな殺戮ロボット、人と動物や虫のハーフなど。
空想上の憎悪や恐怖を抱かせる姿をして、人を見つけると我を忘れたかのように襲いかかる。それだけが目的のように。
そして2035年。
17年程前に、モンスターの核であり心臓とでも言える石、生命石が非常に高性能なエネルギー源となることがわかり、モンスターの死骸や武器が素材として利用することが当たり前になった現在。
異界ではゴツい車が走り回り、防護服やパワードスーツを身にまとい、小さいのから大きいのまで様々な銃から解き放たれる弾頭の数々。モンスターを狩る、今では一般的な職種のハンターを生業とする者たちだ。
銃規制が厳しかった日本でも、ハンター専門の銃専門店で当たり前に銃が売られるようになり、モンスターのおかげで科学力が向上し、以前と変わらず人々が当たり前の日常を暮らせるようになった現在。
とある施設で出会ったレンヤ、タクミ、アイナ、サユリ、ヒナコの五人は、家族として協力しながら仲良く暮らしていた。
主人公で刀好きアンド戦闘好きで、身長平均以下まぁまぁ整った顔立ちだが地味なレンヤ。
機械イジリと乗り物の運転に優れた、身長平均よりちょい高いイケメン優男のタクミ。
銃大好き少女で狙撃から設計までできる、褐色ボーイッシュ、アンド綺麗で整い、表情の変化は乏しいがノリがいいアイナ。
治療ナノマシーン技術などの医学を得意とする整ったロリっ娘で、自らツインテールにして自分の特徴のロリさを利用する強かさを持つヒナコ。
頭脳明晰で5人のまとめ役のプログラマー兼デイトレーダーの大和撫子魂な見た目に反した大人っぽさを持つ美人少女のサユリ。
彼ら5人は、ハンター専門の高等専門学校に生徒兼教師として通うことになり、その合間にハンターとしてモンスターと戦ったり、ときには犯罪組織をぶっ潰したり、大金を稼いだり、自分たちの秘密の原因を探ったり、様々な非日常を日常の中で経験することになる。
異界とは何か、モンスターとは何か、異界で戦うハンターの身体能力やらがなぜ進化レベルで変化するのか、レンヤたち5人はなぜ、以前を覚えているのか。
それらを隅に、それぞれ個性が強い5人の、成長と克服の新生活が始まるのであった。
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