国や神までも喧嘩を売り破壊してきた男が100%ぶっ飛びチートでもう一度新たな人生を送る。〜せっかく最強チートあるんだからやりたい放題やろうぜ?〜

Leiren Storathijs

第1話 物語を壊す者

 俺の名前は最上もがみ 稟獰りんどう。ひょんなことから俺は異世界転生した。トラック転生? さぁ、どうだろうなぁ? 昔すぎて覚えてねぇや。


 俺は最初世界を一つ消した。次に王国を支配した。次に神話を再現した。次に神さえも殺そうとしたが、俺を作った作者がそれを書かなくなってから早1年ちょっと。


 鬼畜、狂人、クズ、どうしようもないと罵詈雑言を食らいながら、俺はついにまた別世界に転生したんだ。

 そこでなんと久しぶりか、良く対象を間違えて殺す神様。それと女神と出会った。


「おぉ、すまんすまん。まーた間違えてしもうたわ」


「お爺ちゃん……いい加減にしてよ。お詫びにチート能力を考えるこっちの身になってよ」


 どうやらこの俺を間違えて殺したらしい。まさか。俺が間違えても殺される訳が無いだろう。自分で自分を殺して別世界に転生したんだ。そこで神様と出会ったのはこちらの想定外。


「間違えたとかどうでもいいから、さっさとチート能力くれよ。いや、すでに持ってるけどな」


「はいはい分かってるわよ! ちょっとは待ちな……ってえぇ!? 誰よあんた……どうして既に転生を果たしているはずの者が神界にいるわけ?」


「それは俺にも分からん! だからさっさと転生させろって言ってんだろうが!」


「ひぃ……っ!? わ、わかったから。ちょっと待って……って既にチート持ってるぅ!?」


 驚くなかれ。別世界に転生してもしっかり引き継ぎ作業は完了しているからな。


 俺の能力は……

──────────────────

名前:最上稟獰

年齢:19

職業:学生兼勇者兼支配者


レベル:10^60

HP:無限にある。

MP:枯渇しない。

攻撃力:惑星を破壊できる。

魔力:ビックバンを起こせる。

防御力:万有引力さえも無効化。

俊敏力:光よりも速い。

運:これだけ0


スキル:

・万物創造 《LvMAX》

・天地創造 《LvMAX》

・全知全能 《LvMAX》

・概念湾曲 《LvMAX》

・時空改竄 《LvMAX》

・次元崩壊 《LvMAX》

Inexplicable説明不能《LvN/AO測定不可

──────────────────


 いやぁ、最高だね。こんな能力他にないでしょ。こんな力だから別に自力で神界脱出できるんだけどな。やっぱりそこは神様の仕事奪っちゃダメでしょと。はっ、説得力ねぇな!


「という訳でお願いします。どうか、神様の力で是非異世界転生を果たしてください」


「ちょっと……あんまり神を舐めない方が良いわよ? なにそのふざけた能力。こんなもの一端の人間が持つ能力の範囲を超えている! ダメ。貴方はただじゃ異世界転生させない。こんなの世界が壊れてしまうわ」


「女神よ、まぁ、ええんちゃう?」


「お爺ちゃん! これは神界において神と人間の違いを揺るがす問題なのよ!? ええんちゃう? じゃねーよ!!」


 神様同士が喧嘩してやがる! ははは! 全く笑えねえなぁ……。


「最上稟獰! 貴方はこれから神の力によって全ての能力を剥奪します。欲に呑まれましたね……」


「んだよ! つまんなぁ! やれるものならやってみろ!!」


三千世界逆転マルチバースリバーサルッ!』


「これにて俺とお前らの立場は逆転した。地に堕ちたまえ。女神と爺さんよぉ」


「は!? ワシもか!」


「は? 馬鹿じゃないの? そんなことできる訳……ッ!?」


 そうすれば女神と神爺の高貴な服装が突如と薄汚れた服に変わり、ついで俺の趣味で足枷つけといた。


「やっぱりチートって最高!! さぁ、女神くん。一緒に異世界にお出かけしようじゃないか」


「あり得ないあり得ない! この人間風情がッ! あなたは神界に喧嘩を売った。こんなことしてただで済むと思ってるの?」


「神界に喧嘩を? 何を言ってるんだ? 神界ごときがこの俺に口答えなんてできねえよ。まぁ、後でちょこっとシステム変えて戻すけどね」


「ぐうううぅ!」


「はははは! 神様を奴隷にするのも悪くねぇなぁ!!? なんか新しい扉開きそうだわ!」


 こうして俺は女神と神爺さんを奴隷にして異世界転生する。さぁ、これからどんな冒険が始まるんだろう!

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