愛され下手なおじさん
DAI
第1話 突進!!日本を元気にするおじさん
到着した電車に乗る時、エレベーターに乗る時、レジに並ぶ時、何故か突進してくるおじさんがいます。
多くの場合、急いだところで期待する結果は得られないのと思うのですが…。
周囲に与える百害あって、一利無し。
ただ単純にせっかちなのか、それともスキンシップを図りたいのか。
いずれにしても大変不愉快ですね。一昨日お越し頂きたいものです。
もしかすると、一人でも多く追い抜かしたり、人との距離をギリギリまで縮める競技大会がおじさん限定で開催されていて、その本番へ向けて練習をしているのではないか、そんな想像すらしてしまいます。
そんな愛され下手なおじさんへ。
それほどの行動力があるのでしたら、もっと別の方法で周囲を明るく元気にすることができるのではないでしょうか。
だっておじさんは、迷わず、恐れず、突き進んで来たのですから。
悩んだり、ちょっと元気を無くしたりしている若者の先輩として、勇気と行動力をもって「日本を突き進む」。
そんな存在になってみてはいかがでしょうか。
愛され下手なおじさん DAI @dai_ani_wanwan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。愛され下手なおじさんの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます