4#12
「お”っ…………オォッ…………!」
知ってる。知ってる。これはいつもの夢です。
「んォッ…………イグゥ…………ッ!」
催眠アプリですか。本日のシチュエーションはなかなかにハードで良いですね。
催眠アプリを手に入れた久保くんはクラスメイトである聖女様に催眠をかけて、自分の思うままに操り、その猛る欲望をぶつけていました。主にオギャバブママプレイを白井さんに強要していました。ド変態ですね。
その秘密を知ってしまった僕はこれはイケないとそんなことは辞めるようにと注意しますが、それを疎ましく思った久保くんに催眠をかけられてしまいます。
そうして久保くんは白井さんのみならず僕さえも、その毒牙にかけます。
「委員長にも俺のママになってもらおうかァ!」
「そんな……!さっくんダメです!さっくんのママはママだけなんです!」
「うるせぇ!家事も料理も出来ない、オマケに頭も悪い、優しくておっぱいだけのポンコツママが!そんなとこも可愛くて
めっちゃ愛してるけど流石にママとしてはママだけじゃ力不足なんだよ!」
「そ、そんな……!確かに料理はなんか黒い物しか出来ませんし、お掃除も洗濯もだいたい失敗しますし、勉強もさっくんに教えられてますし……あれ?もしかして私ポンコツですか?」
「そうなんだよぁ」
「さっくんはそんなママじゃ不満だって言うんですか!?」
「人としては愛してるけどママとしては失格だよね」
「うぅ……そんなのってあんまりですぅ……!」
「ママ、人はね。自分に足りないものを他人に補ってもらって、それで助け合って生きていく生き物なんだよ。だからね。料理上手で、家事も出来そうで、頭もいい、なんでも出来ちゃう万能ママ委員長にママに足りないママを補ってもらおうと思うんだ」
「イヤです!さっくんのママはママだけなんです!他のママなんていらないんです!」
「くくくっ……。ごめんねママ。俺、もうママだけじゃママんぞく出来ないんだ。だから委員長には俺の第2のママになってもらうんだよッ!」
「さっくん……!ダメです……!そんなのダメです!」
「もうなんと言われようと俺は止まらねぇ!」
正直、会話の9割は理解できませんでしたが、おそらくは白井さんだけじゃなくて、僕のことも俺の女にする!的な感じでしょう。二股野郎ですね。久保くん最低の変態です。
「さて……それじゃ委員長。さっそく委員長には俺の2人目のママになってもらおうかァ!」
「くっ……!僕に一体ナニをしようっていんですか……この変態!僕はナニをされても貴方のようなクズゲスドスケベ鬼畜ド畜生には屈しませんよ!」
「生意気なママだ。その威勢がいつまで持つのか見物だな!オラッ!さっさとムスコのお世話しろっ!」
そうして僕は久保くんに催眠を掛けられてしまいます。
最初は抵抗(する演技)をしていましたが、催眠の効果によって僕の全身は性感帯になり、何処を触られても感じてしまいます。なんですかこれ凄いですね。
さらに久保くんの匂いを嗅いだだけで発情し、興奮が抑えられなくなります。どんどんと僕の身体が作り替えられていくようでした。
最終的に僕は久保くんの言うことに抗えなくなり、自ら(のりのりで)久保くんを求めるようにされてしまいました。
こんなはずじゃなかったのに!(すっとぼけ)
それに今日の夢は妙にリアルです。いつもの夢の比では無い快楽を感じます。
久保くんに堕とされ無様なアヘ顔を晒し、下品なオホ声をあげる僕。とても人に見せられたものではありませんが、まぁ夢の中ですからね。問題はありませんね。
それを虚ろな瞳で見つめル白井さん。
とてもきもちがいい。
そうですね。いつも貴方を可愛がってるムスコさんは今は別の女とお楽しみ中ですよ。
久保くんも意地が悪い。まるで白井さんに見せつけるように僕の事を楽しんでいます。
おやおや、これはもしやいつもよりムスコさんは元気になっているのでは?申し訳ありませんね、白井さん。
こうしたシチュエーションの相乗効果もあって、きっといつもの夢よりも快楽を得ているのでしょう。やはり寝取りっくす良いですね。これは頭がバカになってしまいますよ。もうヤミツキです。
「これから毎日、紫音ママにはムスコのお世話して貰うからな!わかったな!?」
「はひっ……!し、しますっ……!ムスコさんのお世話まいにちします……!だからっ……もうゆるひてっ……!」
こうして久保くんにめちゃくちゃ楽しまれてしまった僕は久保くんの第2のママとされてしまいました。
…………。
なんでママなんでしょうか……?
ここは普通、性奴隷とかそんな感じのイヤらしいものではなくて?
まぁ、久保くんの中ではそれらはイコールで結ばれてるとかなんでしょう。多分。変な夢ですね。
あっ、凄いのがキそうです。これは達したら確実に意識飛ぶヤツです。
パターン的におそらくこれを最後にボクは夢から醒めてしまうことでしょう。今回のシチュエーションはかなりよかったので名残惜しいですね。
夢の時間は終わりです。目が醒めたら、またいつもと変わらぬ日常。久保くんは僕の気持ちなど梅雨とも知らず、白井さんとイチャイチャするのでしょう。
出遅れたボクの落ち度ですから、それは、まぁ仕方ないですね。
また夢を見ましょう。そう思いました。
シオンの攻撃!
シオンのしおふき!
もう技のPPが無い!
シオンは戦えなくなってしまった……。
シオンの目の前は真っ白になった……。
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