電車窓紀行

第1話

私は電車が好きです。

オタクと言えるほどでは無いけど、乗ってる時間も好きだし、窓から見える景色も好き。

1番前の運転手目線も好き。

電車に限らずですが、乗り物で何か食べるのも好きなの。

混み合っている電車は、好きじゃ無いけど…。

それから、電車の中の小さな出来事も好きね。

7日の日も、成田空港に向かう京成本線特急に乗った時、ベビーカーに6ヶ月くらいの赤ちゃんがママと乗っていたの。

私は子供がいると全快で笑いかけたり、何かリアクションをしてしまう人で。

その時も、見つめられたので全快で笑ったらニコニコしてくれた。

そこで話は終わらないのよ。

私は出口近くに立っていて、ベビーカーは、座っているママの前に置かれていたから、右を見ればママ、左を見れば向かいの席の、40歳くらいの男性だったの。

赤ちゃんって、人の顔をじっと見る時があって、目があったら、目を逸らさない時間が長いの。

赤ちゃん好きな人は、ついつい笑いかけたり、目を大きくしたり、手を振ったりするわけなんだけど。

その赤ちゃん。何度も左側の男性をじっと見るだけで、笑わなかった。

多分、私だけ気づいてたかもだけれど、その男性は、一生懸命目を大きくしたり、首を少し動かしたり、赤ちゃん大好きな人で、笑わせようとしていたのよ。

私は、2人が可愛くて、しょうがなかった。

赤ちゃんって、どちらかというと、女性に慣れているからか、男性に無表情の赤ちゃんが多いかも。

慣れちゃえば、大笑いなんだけどね！

だから、自分の赤ちゃんが、お父さんを見て泣いても、諦めちゃダメですよ。

しつこく毎日、かまって顔を覚えてもらって、顔を触ってもらって、一緒に泣いた真似したり、笑い合ったり、沢山一緒に遊んでくださいね。

あっ、そうそう電車の話でしたね。この日の電車の窓は日暮里駅から京成佐倉で乗り換え成田空港まで街のビル街が終わり、住宅街走り抜けそれからは、田舎の田んぼや、川やひっそり駅が沢山ある素敵な線です。

駅の名前も素敵で、日暮里、新三河島、町屋、千住大橋、京成関屋、堀切菖蒲園、お花茶屋、押上、京成曳舟、八広、四ツ木、京成立石、青砥、京成高砂、京成小岩、江戸川、国府台、市川真間、菅野、京成八幡、鬼越、京成中山、東中山、京成西船、海神、京成船橋、大神宮下、船橋競馬場、谷津、京成津田沼、京成大久保、実籾、八千代台、勝田台、志津、ユーカリが丘、京成臼井、京成佐倉、大佐倉、京成酒々井、宗吾参道、公津の杜、京成成田、成田空港第2ビル、成田空港になってます。

どんこで日暮里駅から成田空港まで　1050円と最安値で行けます。

時間があればの話ですが。

私の場合電車も好きなので、それで良し。

前々から京成臼井から京成佐倉の間の風車が気になっていたの。

今回乗って謎が初めてわかったわ。

風車の下には沢山のチューリップさん達が列をなして、並んでいました。

沢山の車の駐車場もお隣にあって、綺麗だと思ってる間にシャッターチャンスは通り過ぎていましたけど。

こんな、自分の目でしか味わえない、電車窓紀行を、皆様にも私のつたない文字で伝えられたらなとこの物語を描き始めていきたいです。

どうぞ、よろしく。