六の四

然「闘、どうします、1番バッター?」


闘「俺から行くよ。先頭打者ホームラン狙ってやるぜ!」


審判「ストライク!バッターアウト!!」


闘「いつの間にぃ…」


審判「君、見逃しの三振ですよ。次の打者に替わって下さい」


闘「うっせー、審判!勝手に始めてやがったな。」


然「闘、落ち着いて下さい。カタキは僕が討ちますから…」


闘「分かったよ」


審判「ストライク!」


審判「ボール!」


審判「ボール!」


審判「ストライク!」


然「良いピッチャーですね。変化球も多く狙い球が絞れません。」


審判「ボール!」


然「次の球に賭けます!」


然は、バットを振ったが、球はその下をすり抜けた。


審判「ストライク!バッターアウト!!」


然「ここで、フォークですか?さすがです」


闘「次は、俺でいいんだよな?」


クラブ「そうだ!何なら2番バッターが連続して打ってもいいがな!」


闘「よし、来い!闘さまが相手だ!!」


審判「ストライク!バッターアウト!!」


闘「待てよ!俺の打席いつ終わったんだ!?」


然「闘、早く守備につきましょう。はい、ボール。あいつに闘の豪速球を見せてやって下さい!」


闘「そうだな。俺様の速球で三振の山を築いてやるぜ!」


1回裏 タイガーチーム(T)の攻撃


審判「スリーアウトチェンジ!」


タイガー「おい!待て、審判。俺たちの攻撃いつ終わった!?」



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