中華風トマト卵ソース

【材料1人前】


お好みのパスタ(乾麺で100グラム、リングイネなどの幅広がいいかも)


卵 1個

生トマト(加熱用の小ぶりのものが良い) 200グラム

塩 小さじ1/3(2グラム)

砂糖 小さじ1

ケチャップ 大さじ1

黒酢 大さじ1(慣れないうちは少なめがいいかも)

にんにく 1かけ

長ねぎ 半分


唐辛子 好みで

花椒 好みで

バジル・香菜(パクチー)など 好みで



【調理過程】


(パスタをゆでるお湯を先に用意しておく)


フライパンに油を引いて、卵を割り入れてよくかき混ぜ、炒り卵を作る。作った炒り卵は取り分けておいて、フライパンはそのまま洗わずに使う(多少の卵がこびりついていても問題ない)。


再びフライパンを熱して、少し油を足してみじん切りにしたニンニク(あるいはチューブのおろしにんにく)とネギ、好みで唐辛子を弱火で炒める。軽く焦げ目が付いてきたら角切りにしたトマトを入れる(敢えて湯むきせずに皮の食感を活かす)。調味料を入れて、そのまま煮込んで崩していく。


10分ほど煮込んだら火を止めて、取り分けておいた炒り卵をフライパンに戻し、トマトソースとよく混ぜる。バジルやパクチーなどの香草類があればここで一緒に入れる。茹で上がったパスタにソースをかけて完成!


(パスタのお湯を沸かし始めると同時にソースを作り始めるとちょうどいいが、慣れていない場合は先にソースを作ってからパスタを茹でたほうが無難)



【解説】


中国の山西省などで使われるトマトソースをイメージ。もっとも筆者も食べたことはないし、作り方を調べても出てこないので想像上のものだが。トマトと卵があれば作れるシンプルなソース。トマトと中華の相性の良さを煮詰めたようなレシピなので、パスタ以外にも活用していただきたい。


調味料の中で重要なのはケチャップで、生トマトを使う場合でも煮込んだコクを出しやすくなる。本来はトマトピューレなどを使うところだろうが。黒酢も合わさることにより、まるで干しトマトのような濃厚な風味に仕上がる。



【アレンジ】


缶詰で代用してもいい。その場合はケチャップは不要かも。


今回は卵には味をつけなかったが、1個につき小さじ1程度の砂糖を混ぜてもよいだろう。


筆者による試作では中国の黒酢(山西老陳酢)を使ったが、バルサミコ酢などを使っても面白いと思う。


花椒がない場合は日本の山椒でも良い。例えば土用のうなぎの山椒が余っている場合は有効活用してみよう。

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