暗殺者のパスタ

【材料1人前】


細めのロングパスタ 乾麺100グラム

オリーブオイル 大さじ2杯

カットトマトのピューレ漬け 約120グラム(紙パックの半量)

塩 小さじ半

唐辛子 1本~

ニンニク ひとかけ程度



【調理過程】


フライパンにオリーブオイルを引き、刻んだ唐辛子を炒める。

(生のニンニクを使う場合、ここで輪切りにして一緒に炒める)


パスタは必要に応じて半分に折り、フライパンに敷き詰める。


カットトマトを50グラムほど入れ、強めの中火で1分ほど炒める。この時、パスタには触らないでおく。


残りのカットトマトと塩を入れ、軽くかき混ぜて再び1分ほど炒める。

(チューブのおろしニンニクを使う場合、ここで入れる)


水気が無くなってきたら少しずつ水を足し、ほぐしながら炒めていく。

この過程を好みの硬さまで繰り返す。作者による試作では合計で1カップ強ほどを使用。



【解説】


乾麺を炒めてから煮るという独特の作り方。

普通のパスタよりやや硬めというか、スナック感覚で食べるのがおいしい。


本来は濃いめのトマトスープを作っておき、最初に焦げ目を付けた後はそれを足しながら炒め煮にしていくという工程のようだが、今回は「トマト缶」と「お湯」で極限まで簡略化した。



【アレンジ】


調理過程上必須ではないので唐辛子は入れなくてもいいが、「暗殺者」というフレーバー的には辛口が望ましいと思う。


酸味が際立つので、仕上げに砂糖を少しだけ(小さじ1弱)入れると味がぐっと引き締まる。


盛り付けにバジルやパクチーなどを添えると彩りも香りも良くなる。


野菜やベーコンなどの具を入れる場合はタイミングに注意。別途炒めてから混ぜたほうが安定するかも。


今回はトップバリュのカットトマトピューレ漬け(紙パック)を使用したが、適当な水煮缶でも作れるはずである。加熱時間や水の量などは適当に調整しよう。


味はかなり別物になるが、ケチャップで作れないこともない。その場合は最初から水を加えて2倍程度に薄めること。

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