悪魔の人間観察記録

Krahen

第0話 召喚

古い廃墟の地下。怪しげな集団がこれまた怪しげな儀式をしていました。

「ここにあらわれ我が願いを叶えたまえ」

一人、偉そうな男が前に出て言った。

魔法陣が光り・・・・・・・


そこには、気だるそうな角と尾が生えた男、いや悪魔がそこにいた。

悪魔はその集団をみとめると。

「お前らが、我をんだものどもか」

と言った。


偉そうな男は、

「そうだ。我々がお前をんだのだ。だから願いを叶えてくれ。」

と言った。


悪魔が少しめんどくさそうに、

「我をんでくれた礼だ、出来るだけ叶えてやろう」

というと、偉そうな男は待ってましたと言わんばかりにこう言った。


「目障りな×××どもを殺してくれ」

と。


悪魔は頷いた。



・・・・・・



そこには悪魔とモノを言わぬ屍となった集団がいた。


「はあ、悪魔が素直にいう事を聞くはずがないし、出来るはずがないのにな」

悪魔は続けてこう言った。

「さてさて、どうしよう。久々の現世うつしよなにをしたものか」


悪魔、今や角もなければ、尾もないどこにでもいそう男となって言った。


「さて、ゲームセンターとやらにでも行ってみるか」

男はそう呟き闇と同化し、姿を消した。





願い ×××を殺す

代償 怪しげな集団の命

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