第17話 新装備お披露目
うぅ〜昨日は少し呑みすぎた。
久しぶりの外食だったからちょっとテンション上がっちゃったもんなぁ。まさか、昼間から夜まで飲み続けるなんて……本当に駄目人間みたいになって来たかも。
財布を開けると1万円札が3枚ほど消えている。
ヤバい…調子に乗りすぎた。元から余裕ないのに3万も使うなんて…
取り敢えず今日は一日中ダンジョンに潜って稼ぎまくるしかない。新しい装備も出来上がってるだろうし取りに行くか。
長曽根武具店へ向かい店の扉を開ける。
カウンターに虎徹に姿は見当たらない。
工房にいるのか?此処で待っててもしょうがないし、勝手に入らせて貰うか。
店の奥の工房に入ると、虎徹が床に寝そべっていた。彼の近くには紫と黒が混合した鎧があり、その横には一振りの刀が置かれている。
俺の気配に気付いた虎徹が目を覚ます。
「おう、草介。丁度出来上がったぜ。俺が作って来た中で最高の出来栄えだ。身に付けてみな。」
虎徹に言われるがまま新しい装備を身に付ける。不思議と昔から愛用していたようなしっくりくる感覚だ。身に纏っただけで体から力が湧き出てくる気がする。
「鎧の名は【
装着した【黒紫の鎧】の性能を確認する。
【黒紫の鎧】 ※スキル付与防具
耐久力+28 敏捷力+50
付与スキル 【
【
凄い。前にこの店で見た10万以上の装備より遥かに上の性能だ。流石はオーダーメイド品といったところか。
「次はこの刀だ。名は【
【霧雨】 ※スキル付与武器
攻撃力+100
付与スキル【絶対貫通】【
【絶対貫通】…如何なる耐久力を持っている相手でも必ず攻撃が通る。
【
攻撃力3桁強化も驚きだが、それ以上に付与スキルが2個もあるとは…この装備があれば俺も1階層突破出来る気がする。
新しい装備を身に纏い、強化されたステータスを見てみる。
榊草介
レベル:9
スキルポイント:3
装備:【黒紫の鎧】【霧雨】
攻撃力:7+100=107
耐久力:4+28=32
敏捷力:11+50=61
魔力 :3
●スキル
【麻痺耐性Ⅹ】【毒耐性Ⅹ】【炎耐性Ⅳ】
【
【
「これは凄いな…ありがとう。こんな凄い装備を用意してくれて。」
「気にすんな。それにギルドから前払いで貰ってた金はまだ少し余ってる。また何かあったら家に寄れよ。
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