3.珠を挿れてやりましょう
いっそ
八匹の犬の子と、
こんなカオスでは無理もないが、
なるほど、美男子だ。
「父上、私も死にます」
「ちょっと待って、
「その言葉、二回目ですが……すでに充分、聞き
「なんか、武士的にすごくかっこいいけど、おかしいから! 女子に切腹の習慣なんてないから! 普通、首とか胸を刺すくらいだから!」
「腹でなければ意味がないのです」
まさに
「
「えぇ? あの、その……あたしぃ?」
すっかり
切腹と言うには、やや下方、ふくらんだ子宮からその後ろの小腸へ、見事に刃が
そして
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茫然自失の
そして天空を散っていった八つの星、
「いや、もう、無茶苦茶やったわねぇ。あの坊や、あんたのせいで、女性恐怖症になっちゃったわよぅ」
「
春うららの青い空、のんきに浮かんでいる二人と二匹の姿があった。
白い毛に、
「でも、なんで
「
「わけがわからなさすぎて、
「まったくです。
「そんな邪険にしないでよぅ。最後のあれで、あんたの子たちと一緒に、あたしも浄化されちゃったみたいでさぁ。我ながら、もう、大して害のない感じなのよぅ。ねえ、
優しい言葉を返したようだ。
「ついでに、なんか、あの子たちにも情が
「ものは言いようですね。ですが、親戚のうるさい人、がせいぜいです。私が母で、
「神さまになると、
「まずは北西、
「お腹に
「改めて考えると、あなたがやったことと、あんまり変わりませんね」
「そんなふうに思えるんだから、あんたが神さまになったのも、わかる気がするわぁ」
西暦で言えば一四五九年、和暦で言えば
これから十余年の後、
そして
ついでに
〜
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