陰キャになったからほどほどにがんばろ

鳴神

第1話陰キャになった日

中学2年生のとき俺は若気の至り真っ只中にいていわゆる彼女がいたほんとにあのときの俺は愚かだった。今だから言えるが昔から俺は性格が酷かった。たぶん昔のクラスメートは無理に俺にあわせて機嫌を取ろうとしていたのだと思う。彼女ができたのはたまたま中学一年生のときにクラスメートになって朝二人だけの時間があってそこで仲良くなったからなんだと思う。

まぁ仲良かったけどいざ彼女になったら俺がヘタレ過ぎて彼女が一ヶ月ほどで愛想つかして振ってきました。その時の俺はまぁひどく泣いたし振られた当日は悲しくなったけど次の日からは自分のせいだ…俺みたいなやつに彼女なんかできるはずもなかった…

 と感じて何がいけなかったのか考えたら周りの人からの評価に初めて気づいたそしたらなんてことをしてたんだってなって自分がものすごく嫌いになった。そこからはっちゃけ周りの目なんか気にしてなかった俺の性格もだいぶ変わって周りの人からのことをものすごくビクビクしてるような人になった。でもビクビクするのは人には見せないようにしてたから周りからは彼女に振られたことがショックなんだろうなと言うような扱いをされてたから割とありがたかった。

そこから自分を押し殺して周りを気にしすぎる人になった。

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