黒玉ちゃんと白雪くん
永寝 風川
第1話
ここ未白中学校は、少し田舎の方にある中学校、私は
「
白雪くんは短めの髪型で黒髪の皆より少し背が高い優しい男の子でみんなに人気だ。
しかし不思議なことがある、頭の上ら辺には黒い玉が浮いているのだ....
何故かみんなはそれを気にしない、入学式からずっとあるけどみんなそれを気にしていない。
(もしかして気にしたら負けなやつ?)
そう思っているのだが好奇心が勝ってしまい、1人で机に座っている白雪くんに話しかける。
「白雪くん、言いずらいんだけど頭上にある黒い玉って何?」
そう言うと白雪くんは少し驚いた様子でいってくれた。
「え?見えるのよかったー僕以外見える人がいて」
「ん?みんな気にしてないだけで見えてるんじゃないの?」
「そうだと思うんだけどさ...お母さんに聞いても本当に見えないて言うんだ、見えてる人は、僕のおばあちゃんぐらいだったんだけど」
「そうなんだ結構見えてる人おおいいと思ったんだけど....」
ふときになり周りを見た...そしたらなんかー
(めっちゃ見られてるんだけど.....)
確かに意味不明の会話だし...
人気な男の子がぜんぜん喋らない私と会話してたら、そりゃこんな反応なるよねーと思っていると。
「ごめんね...木空さんなんか、嫌な雰囲気にして」
「大丈夫だよ白雪くんっとそろそろ次の授業だね」
心の中でありがとうと思い、素早く会話を打ち切り席に戻る、正直いってめっちゃ怖い、この後何事もなく帰れるように祈っておこう、と思った....
その願いが通じたのかもしれないが学校は何事もなく終わり帰りの時間になった、そしたら横から白雪くんが小さい声で話しかけてきた。
「木空さん一緒に帰れる?」
私は一瞬迷ったがすぐ小さい声でいいよと言った。
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