第3話『デスゲーム小説コンテスト』はじまりましたね

 角川ホラー文庫による『デスゲーム小説コンテスト』。締め切りは、6月14日ですね。暑いというにはまだ早いですが、半そでで過ごす日々が増える時期でしょうか。涼をとりたくなる時期かもしれませんね。


 デスゲーム。シンプルに『バトル・ロワイヤル』が思い浮かびます。クラスメート同士で殺し合う。突然、殺し合いを強要される。衝撃を受けた作品でした。衝撃が強すぎて、やっぱり内容をうっすらとしか知りません。


 デスゲームは、ホラーの要素が強そうなので、ホラーとして展開していく作品も多いかもしれませんね。首謀者を突き止める、このデスゲームを終わりにするという目的のもと展開されるのであれば、ミステリー要素の作品もありでしょう。


 私は、ホラーやデスマッチのようなお話が苦手なので、読める作品もあれば読めない作品もあります。ホラーもどきを書くこともありますが、やはり、もどきで本格ホラーは無理そうだと毎回思います。


 無理に書かなくても良いのですが、不思議なお話は好きなんですよね。都市伝説のようなもの、伝説、幽霊ものなら、波津 彬子(はつあきこ)さんの漫画や緑川ゆきさんによる『夏目友人帳』が好きです。


 どちらの作品も心理描写が丁寧ですし、言葉ひとつ選ぶのに、ずいぶん力を注いでいる印象を受けます。絵もそうですね。巻を重ねるごとに、年月を経るごとに繊細になっていると思います。


 デスゲームから離れてしまいました。


 デスゲームを題材にした漫画や小説を見かけるようになりましたが、以前から、映画や小説でも様々あったでしょうね。


 デスゲームとは違うかもしれませんが、名作中の名作、アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』は恐ろしいですね。この小説の感想を書いていた方の中に、「『そして誰もいなくなった』は、ミステリーの皮をかぶったホラー」だと表現した方がいました。


 読んだ瞬間に首を縦に振り、思い切り同意をしたことを今も覚えています。


 恐れおののくあまり、小説は読んでいないのですが、海外版と日本版の『そして誰もいなくなった』を特別ドラマで見ました。海外版はイギリスということもあり、力が入っているように思えました。


 犯人怖いです。


 心理描写。ホラー小説で必須といえるのかもしれません。追い詰められていく側をどれだけ克明に描き、どれだけ読者を引き込むかが鍵になるでしょうか。


 怖くて読めません。すみません。参加されている方をちらほら見かけるのですが、おそらく読めませんので陰ながら応援させていただきます。


 


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