初長編連載完結備忘録&一人反省会
長期連載が完結したので久々にエッセイの方の更新です。
初めての長編連載の反省会と「月白のエスキヰス」執筆について個人的備忘録です。
【プロット作成方法について反省】
作り方は毎回違うのですが、月白に関しては昨年11月頃からプロットに2ヶ月、たたき台の執筆の3ヶ月、連載開始以降はプロット修正をしつつコノザマ状態でした。
公募に出すつもりで12万字程度に収める予定だったのですが完全に人数を見誤っております。
最初はダブル主役と大ボス、中ボス(義母)とその手下(頼次)、導き手(東城の翁)でした。既に多すぎで不安ですね!
プロット用に使ったのはA5ノート2冊分とエクセル。
事件の構造を人物相関図に利害と心情を書き出しては消しして一月。
ここで現在の事件だけでは難しいと判断。二重構造にして過去の事件も作成し始める。ここからズレまくりました。
次に小道具の「絵」の設定を詰める。
日本画なので題材は中国漢詩がいい。当時どんな交易があったのかを調べ……おお、当時の上海租界は素敵だなあ……ここでまた人物が増えることに。あかん感じですね!
舞台と小物設定。
深山邸と東城邸と信乃の部屋ついては平面図を手書きで起こしていました。屏風絵もざっくり落款の位置、絵の構図など。これはあって心強かったです。次もやろうかな。
後は歴史資料を集めて一旦とめ、執筆開始。
資料をエクセルにまとめ現実の事象を入れた年表、人物呼称表、来歴を整理。1920年カレンダー上で出来事を最終確認。タイトル決定、連載開始。
【連載中の執筆ついて反省】
ノートには絵の所有者一覧とか再度纏め直した痕跡……おおよそのプロットなので、ズレが生じてきた時々にチャートを作成するハメに。頭の良い人はぱぱっと書けるのでしょうけれど。
資料がなくて分からない所は雰囲気で時系列を前後させたり。
ここで23/12/6の日付で仮完成になっていました。その後は都度、校正してUPで完成。
プロットと資料を行ったり来たりでかなり効率が悪かったので、次に役立てたいと思います。
***
この備忘録が、誰かのお役に立つかどうかはわかりませんが、以上不器用すぎるプロット作成でした。
「月白のエスキヰス」
大正時代の画壇が舞台のライトミステリーブロマンス。完結済。
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