文豪の模写をしてみた
-ご注意-
トリック等のネタバレはしませんが、江戸川乱歩の小説の内容に少し触れていますので自衛お願いいたします。
前にも一度やったことのある名作の模写。
デアゴ系分冊なんとかの1巻で手に入れたとても綺麗な装丁の江戸川乱歩作「屋根裏の散歩者」をワープロ入力中。
まだ前半のさらに半分くらいまでしか入力できていないですが。
読んだことのある方はご存じだと思いますが、強烈なお話です。
-ネタバレここから-
夜な夜な天井裏をうろついて、節穴から人の家を覗いてはほくそ笑んでいる三郎。
ある日、すっごい嫌いな奴の部屋を見つけて、節穴から唾たらしたら、口開けて寝てる奴に、俺の唾がホールインワンじゃね? と考えた。
でも、それはちょっと駄目だよなあとすぐに思い直し、せや殺してみるか!
涎から殺人に飛躍。一応は恐ろしいことを考えたとは書いてあるけど、そうはならんやろ! っていう三郎の考え方がすごい。
というか、こんなキャラを考えられるってのがすごい。
キャラこそは小説の原動力と言うけれど、女装したり借金まみれだったり酒浸りだったりと三郎の無軌道さは現在から見ても相当ひどくて(笑)
この先、自分はまだこの三郎がどうするかは知りません。
めっちゃドキドキ。
まだまだ後半戦もあるけれど、ぼちぼち入力していこうと思います。
文章の勉強になっているかは別としても、自小説を書き始める前に、模写をすると頭の中が整理されて、いつもよりちょっぴり筆が進む気がします(個人の見解です)
たった1p、数行だけでも全然違うので、またこの習慣を復活させて良かったかな。
もし、筆が進まずやる気が低下して「もう疲れちゃってェ、書けなくってェ」みたいな方、好きな作家さんの作品を1~2p模写してみるのも良いかもしれないですね。
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