落ちているモノ

創作に煮詰まった時、歩くとふっと展開が見える時ってあるけれど、そういう時どこを見ているか。


大抵は道の先とか周囲。そりゃ危ないですからね、昨今どこから何が突っ込んでくるか、はたまた何が倒れてくるかも分かりません。


そこで気になるのが道の真ん中に落ちているモノ。

ほとんどがゴミです。誰かが食べたパンの袋、ペットボトル、カップ酒の瓶。


そういうのを見ると、どういうシチュエーションでそこに転がっているのか想像したりします。


何度か見たものではベビーシューズ。結構多い、むずむずして脱いでしまうんでしょうね。他におもちゃや帽子も。お母さんは困ってらっしゃるだろうなと思いつつ。


他には食べ物そのもの。

アイスの上の部分が落ちてた時は、こっちも残念な気分に。恐らく半分も食べられなかったはず。


パック入りしいたけ。

なくても晩ご飯はできると思うけれど、しいたけの肉詰めとか作ろうとしてたらもうアウト。ただの肉炒めになってしまった晩ご飯を考えるとちょっぴりさみしくなる。


袋入りネギ。

関西では白ネギと指定しないと青ネギが出てきますが。ネギも無くても困らんなあ……いやだめだ、ネギ焼きを作ろうとしてたら普通の豚玉になってしまう。

買い物袋の上の方にふんわり置いていたのかもしれない。誰かにぶつかったとか、もしかしたらビニルの底に穴が開いていたかもしれない。


一番心配になったのはお昼時に珈琲とスパゲティが入ったビニル袋を見た時。

この人、昼飯抜きでは!? コンビニの袋だからサラリーマンか学生か。それにしても、こんなに重そうなものを袋ごと落としたら気がつかないのだろうか。


色々と想像力をかき立てられるし、創作の訓練にもなるかもしれない(個人の感想です) 人の観察もだけど、こういうのも面白いかもしれないです。

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