完全充電デーの夢の話

 なんだかんだで1度は外に出ていたGWの最終日、まあ絶対ダメだろうからと何も予定を入れずにいた。夜にはゲームくらいするだろ、という雑な目論見がだいぶ崩れて今に至る。ある程度動けるようになったタイミングを「リブート」と読んでいるのだが、それが今だ。長かったな。これから風呂入ってスプラトゥーンのフェスやってこようと思う。

 一度意識があっても体を起こせるわけではないので数度寝をしているが、何処かのタイミングで夢を見た。今日については本当に何もないのでとりあえず夢日記で埋めることにする。そこそこ面白い?絵面なのだが、文を読んで映像が頭に浮かぶタイプの人で、かつ虫がダメな人は次の塊を飛ばして欲しい。


 前後がわからないが、とにかく建物に移動していた。他に人がいたかどうかが既に記憶から飛んでいる。どうも上着のようなものは着ていたが、その下はそこまで着込んでいない。板張りの何もない部屋に着いて、足が止まる。休憩の為に部屋にそのまま座り込んだ。投げ出した足は裸足で、靴を履いていない。ごちゃごちゃと足を引き寄せて、屈むような体制でしばらく作業をしていた。

左足は、指らしき突起がずれて歪な6本指になっていた。6本目の指が変な所から生えようとしているのが原因なので、とりあえず押し込んでならしておく。他の指……右足の方が顕著だが、皮膚が破れて5本の境目がイマイチわからなくなっており、中から虫の体の一部のようなものが沸いているため血は出ていない。つまむと足の甲あたりから皮膚の下を通る感覚と共に、ヨロイゴキブリの腹の部分を伸ばしたような、ムカデやゲジよりはシルエットに厚みがある抜け殻のようなものが引き抜かれる。足のサイズの割には中からどんどん抜け殻は湧いている。一応この抜け殻がないのが正解らしく、確認するように数度もぞもぞと足を動かしていた。時々足の中で砕けたのか、細い足がついた抜け殻のかけらが指の穴から落ちる。皮膚が皮膚をなしているかどうかも微妙だが、指先以外足の甲などはしっかりくっついているのでまた別物らしい。

 散々抜け殻を引き抜き終わり、周りに薄茶色の透明なかけらが散乱した所で立ち上がって上着を直す。そのまま部屋を出て歩き出す際に一瞬見えた手も、足と似たように指先が割れて鈍い光沢が見えていた所で目が覚めた。


 たまにこういう、苦痛は伴わずそれによって夢の展開としても特に不利益が生じないタイプの「どうも人間じゃないっぽいな」という夢を見る。今回も淡々と足の手入れをしていただけなので、こっちは追う側なのか追われる側なのか、何かしらの目的があるのかそうでないのかよくわからない夢が多い。そしてこれが何だと言われるととても困る。日常?

 しかし何と何を混ぜたらこの映像になるのか教えて欲しい。そのレシピは普段起きている時に欲しいので。無意識の情報の合成の方が面白いのはちょっと悔しい。


 では、明日も書けることを祈る。明日仕事すんなり思い出せるかな……前の金曜倒れたんだよな。

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