思考体系の因数分解
蒼天 隼輝
取り止めのない事と酒の話その1
3月頭に椅子に長時間座っていられない程度に腰を壊して以来、日記を書こうとしても「自由時間になっても体縦にできねえわクソが」ぐらいしか書けない日がほとんどなのではと思い避けていた。が、眺めているうちに「腰壊しているうちでも考えていることは書けるな?」と思い備忘録も兼ねて何かしらを書き始めることにする。
できるだけ脳直の方が後から見返すと楽しそうなのでそうすることを心がける。文体が硬いのは、こう文が頭に流れているのでそういう物である。この辺も語る日がいつかあるだろう。
……ただ初っ端から、今日はバーに行っているのでバーの話をするのだが。適度に店をぼかしつつ。
炭酸を飲むと視界が点滅する程度の呼吸困難になる体質上、基本的に酒を飲むとなるとオーセンティックバーくらいにしか行かなくなって久しい。ビールやシャンパンもまともに飲めるようになりたかったなあ。なお醸造酒は単純に飲み慣れていない。飲酒、ウィスキーとブランデーから入ればそうもなるか。
宅飲みの習慣がほぼないのでそんなに頻繁に酒を飲むわけでもないが、バーには主に知識と技術を求めて行っている。摂るのは(個人感覚では)嗜む程度の量だが、それでも酔う高揚感がわからないので「酔うために酒を飲む」感覚というのもピンとこない。楽しいというよりはそれでしか味わえない味を楽しみに行くのが目的だ。嗜めるお陰で、酒の味覚の経験値だけはヤバいバーテンダーの手伝いもあり無駄に叩き上げられている。創作的には登場する酒のグレードが爆上がりするくらいしか恩恵はないが、創作に役にたつだけが生活の基準でもないしまあいいだろう。
今日は目的があって店を選んでいる。5月中旬に東京インターナショナルバーショーなる開催が久方ぶりの大型酒イベントがあるのだが、何処かのブースにいるだろうからどこにいるのか聞きに行ったのと、メインステージに大々的に登壇するのでシンプルに頑張ってくださいとだけ言いに行ってきた。なんでそういうバーと縁ができたかは全く知らん。なんとなく元凶はわかるのでその話はおいおい。
どちらのバーにも共通する事として、外国人が増えてきている。立っている人が世界に名が知れてるからそうもなる。繁盛自体はとてもいい事なのだが、満席で外国人を断っているのを見るとなんとなく目的のカクテルを飲んでさっと出たくなる。ので個人的な平均滞在時間よりはサッと出てきた。出ない時は瓶の話とか関連のバーの話でいくらでも長居するからなあ……
バーでは毎回飲んだものに関するメモを書き溜めているので、最後にそれぞれのバーから1杯分転記してみる。飲みながらなのであまり真面目ではない。そんなもんである。
・某J、ポメロネグローニ。
……、レシピ書いてある黒板の字なんも見えねえ!!(光の反射で)
ツムギ文旦とフルーツ系とスーズ。材料が優しい。あと白い。……あっ香りこういうお菓子ある。いいグミで。味も基本的に香り通り。ツムギ結構焼酎してると思うんだが文旦だからかマイルドだ……これフルーツリキュールだったりしません?それくらいマスカットが強くてアルコール感がログアウト。
・某S、例のMargarita。
エスプレッソの後滑らかに甘いんだな!?エスポロン確かに癖なかったがこれは飲みやす……いやむしろいるのエスポロン?本来のマルガリータはテキーラとコアントローとレモンだよな。コアントローというか柑橘代わりに何使ってんだ?アペロールとかだったりするんかな。去年の某コンペ頂点カクテルごちそうさまです。5ヶ月ぶりのリベンジがようやく叶った……
とりあえず明日は最低でも午前は完全に沈黙していそうだ。これがせめてGWまでに良く慣ればなあ。
では、明日も書けることを祈る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます