第3話 錬金術の使い方
「童話かなにかで、手に触れるものが全て黄金になってしまうという話があったなぁ」
長年、錬金術を研究してきた俺は、短い棒のような形でそれに触れると全てのものが黄金になる機械を発明した。
そして、今、核戦争が始まり核シェルターに避難した俺の周りには数えきれない程の黄金が積み上がっている。
「さて、食事にしようか」
俺は触れたものを黄金に変える機械を解除モードにして黄金に触れる。
すると、元々食料だった黄金が食料に戻る。
こうして、その男は何年も核シェルターで食いつないでいくことが出来た。
余談だが、その核シェルターには、排泄物やゴミみたいな形をした大量の黄金が残されていたという。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます