4-5
黒井「それじゃ、アイツは、あの時すでに警察の…」
看守H「まぁ、そんな事、俺達にはどうでもいいけどな…」
看守G「お前も、さっさと忘れる事だな…って、もうだいぶ忘れてしまってたんだっけか? ハハハ…」
俺は、その夜、今日の事を思い返していた。
-----------------------------
俺が、本当は、『クリス・クロイ』ではなく、『黒井栗須』だという事。
アイツが『ダン・ノースウッズ』ではなく、『北森弾』か『北林弾』だという事。
アイツが、俺を襲ってきた時(俺の記憶では昨日)には、既に警察の手先だった事。
そしてなぜかその手先になったのが何十年も前の今日らしい事。
そして自分も、なぜかその何十年も前の刑務所の中にいる事などなど…。
-----------------------------
そして俺は、いつの間にか眠ってしまった…。
そして、そのまま意識を取り戻す事はなかった…………。
第5章に続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます