第45話 トラブルは湧いてくるもの
私と
随分ブーイングを貰ったが、外で放し飼いするつもりはない!
「ミオンモールで買い物するぞぉ!!」
財布をガッチリ握りしめミオンモールへ突撃した。
私と
「最初は下着だよね。
「買う!!」
「じゃあ、アンナにお金の使い方も知って貰う為にそれぞれに今日の買い物代金渡すね~」
アンナには15万、
「使い方が分からなかったら、私か
「スマホって何ですか?」
アンナの疑問に
「これ!使い方は遠くに離れた人に連絡が取れたり、調べものがその場で出来ちゃう優れ物なのだ!」
スマホを見せた。
「使い方は追々説明するね。色々とデザインや機能が違って来るから好きなのを選べば良いと思うよ。」
こうして私達は買い物を満喫するのであった。
私達が買い物を満喫している頃、置いてきぼりにされた
<外のお買い物ぉ~サクラもぉ、行きたかったのぉ~>
<せやな。わい等も一緒に行きたかったわぁ>
<美味しいもん食ってるんやろうなぁ~>
「キシャシャ!!」
散々な愚痴三昧を零す彼等は
<アトリエで遊ばへんか?此処でゴロゴロするよりもアトリエで遊ぼうや!!あっちにある四角い箱にお酒とか色々入ってたで!>
<マジか!?>
<サクラ達でもぉ~開けれるのぉ???>
ガッチリ欲望に走っていた。
<ダメやったら作れば良えねん。>
<材料ないで?
うへぇと言った感じで
<
<早速行こか!!>
<酒、酒が飲みたい!!>
<お菓子ですのぉ~>
<おつまみや!>
「シャシャシャー」
各々が好き勝手に冷蔵庫に群れるが開ける事が出来ない。
<開かへんな……>
期待して此処に来たのに冷蔵庫の扉は開いてくれない事に凹む
そう、彼等の悪癖が発症したのである。
<便利な道具を作れば良えやん!>
<材料持って来るわ!>
サササっと
<何でも盗れる孫の手とかどうや??>
<センス悪ぅですぅのぉ!山賊の手ですのぉ!!>
<どっちもどっちやんけ、好きな物GET出来る手でどうや?>
上から
誰が良い!?と最年少の
「キシャーシャシャシャ」
上下に触手を動かし自己主張を始めた。
<えー
<皆バラバラですぅ、此処は公平にくじ引きですのぉ!!>
籤を持ったサクラにワラワラと籤を引きに来る
<山賊の手に決まりましたのぉ!!!>
ガッツポーズを決めるサクラにOZRになる三匹。
<しゃーない、山賊の手を作るでぇ!!>
復活した三匹はワラワラと素材に集まり、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返しながら山賊の手を作るのであった。
そして山賊の手のステータスに
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