琴陵姉妹の異世界日記if
@konohana2023
終わりの始まり
第1話 始まりの日
私の名前は
執筆とたまに
「うん、頭イカレタたのか?心療内科ではなく精神科を探そうか?」
異世界へ行ってきたとのたまった姉に私は精神科で受診出来そうな病院をスマホで探す。
「酷い!私は本当に異世界へ行ってきたんだってば!」
必死な
「ステータスオープン!」
ヤケクソに叫んだ。
「マジか、ステータス画面やん。」
と呟いた。驚いた。いやビックリだよ。本当に異世界に行ったのかステータスが表示されてるし、日本の神の加護も貰っている上に、ちゃっかりとペットのティムしていた。
「お前、
ブーブーと文句言えば
「不可抗力だよ!しかしこのステータス運が高いよね!」
---------STATUS---------
名前:未設定(
種族:異世界人
職業:
レベル:1
年齢:25歳
体力:10/10
魔力:8/8
筋力:3
知能:5
速度:2
運 :300
■スキル:縁結び・
L
■ギフト:全言語能力最適化・アイテムボックス・鑑定・経験値倍化・成長促進
■称号:なし
■加護:須佐之男命・櫛稲田姫命
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「異世界から家にどうやって戻って来たの?」
ふとした疑問を
「自分の所有物の使用を許可して貰ったからね。この家の半分は私の所有物だしいけるかなって思ってさ。異世界はサイエスって名前だよ。」
随分と博打に出て勝ってきたようだ。
「なるほどね。自分の所有物なら異世界でも使用可能ってわけね。縁切りする?」
「相手が腐っても自称神だから無理だよ。それにしても三日も私が行方不明になってたって結構おかしいと思うんだ。」
「だって向こうでは数時間しか居なかったし。多分だけどサイエスとこっちの世界の時間の流れって違うと思うんだ。」
そう言い切る
「だったら今勤めている会社は退職しなきゃ駄目だね。私が連絡入れているから無断欠勤では無いけど
会社を自主退社の手続きしとけよと釘を刺しておく。
「明日一番に自主退社の手続きするわ。有休消化したら会社に行かなくて済みそうだし・・・」
本当は引き継ぎがとか言っていたが異世界に召喚されている今、いつサイエスへ転移してしまうかも不明なのだ。この際、会社には悪いが引継ぎは無理だろう。どんまいである。
「
「
「砂糖と塩、胡椒を購入して向こうで売るよ。でも売る前にレベル上げは必須だよねぇ。大金が絡むだろうし、モンスターは兎も角、人間からも身を守る必要があるとは。。。」
うんざりとした様子の
「包丁とゴキジェット持って行くね。」
万能包丁をとゴキジェットをバックの中にいそいそと仕舞っていた。
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